ここまでの6試合で71失点、先発は一度も4回持たず。この非常事態に、全試合で中継ぎ登板を続けてきた坂口についに先発の白羽の矢が立ちました。その初回は添田を内野安打で出すも山下朋のファインプレーで切り抜けると、以降も山下朋・武隈の好守に支えられ無失点を続けます。
援護したい打線は2回武隈笠原の連打と死球で2死満塁も坂口三振、3回は梅山山下朋の連打で無死1・3塁も辻居一ゴロで本塁憤死の後連続三振…。絶好の先制機を逃し、その後も森下の前に三振の山を築くも、坂口も負けじと好投。徹底して低目を突き凡打を量産すると、中盤以降は三振も奪えるようになり、明治打線に付け入る隙を与えません。
そして0-0のまま試合は9回に入り、表の攻撃は安田武隈の連打から2死1・3塁と久しぶりのチャンス。打席には大音、ここまで18三振を奪われる中唯一スタメンで三振無しと期待が高まるも、三ゴロで無得点…。その裏坂口は喜多にヒットを許しサヨナラの走者を背負うも、代打岡本を空振り三振!ついに9回まで0を並べ切ります。
そして延長に入り、なおも続投する森下の前に森末坂口連続三振で20K、梅山も倒れ三者凡退。打席に立った坂口はその裏も当然続投、森下西野を打ち取り2死まで漕ぎ着けるも丸山左中間への2ベース。1塁が空いている状況で今日2安打の添田を迎え、バッテリーは勝負を選択するも、低目を弾き返されると打球は前進していたレフト土井の頭上を越すサヨナラタイムリー…。坂口はリーグ戦初先発にして前田以来 10年ぶり の補回という快挙も報われず、惜しすぎる試合を落としました。

東大 - 明大 1回戦
T 000 000 000 0 0
M 000 000 000 1X 1
T ●坂口
M ○森下

50安打への道

梅山(3年) 本日 1安打 → 通算 10安打
山下朋(4年) 本日 1安打 → 通算 14安打
安田(2年) 本日 1安打 → 通算 3安打
武隈(3年) 本日 2安打 → 通算 5安打
笠原(3年) 本日 1安打 → 通算 13安打

100奪三振への道

坂口(4年) 本日 6奪三振 → 通算 11奪三振