微妙な空模様でしたが、大田スタジアムの改装が完了したとのことで観に行ってみることに。昼間の時間帯で大森駅からの直通バスが無いというトラップに引っかかりつつも到着。昨春 以来の大田はお洒落な外観に、中もエレベーターや車椅子用席が完備。すっかり今風の球場に生まれ変わっていました。
  

今回のイベントは東京ガスvs東都選抜の交流試合。都市対抗予選では神宮の地を踏むこと無く敗退したガスは上武大から新加入の寺沢が先発も、東都は先頭の菅がレフト前で出ると、根本送って内山がライトスタンドに弾丸ライナーで打ち込む2ラン!早速改装第1号が飛び出して東都が先制します。
一方東都先発の糸川は走者を出しつつも2回を無失点。神宮大会優勝投手の名に恥じない投球を見せると、2番手山本龍が3・4回とガス打線を3人ずつで片付け、ここまでは東都のペース。しかし3イニング目となった5回、山口に左中間を破られる3ベースを許して走者を背負うと投球が不安定になり、1死1・3塁から庄野ライト前タイムリー、さらに2死満塁から押し出しの四球を与えて追いつかれます。
追いついたガスは直後に臼井を投入する本気の継投。菅・内山にヒットを許すも無失点で切り抜けると、その裏1死2塁から山口ファーストへのゴロも山口の足が勝り内野安打、さらにトスがグラブをこぼれ落ちる間に走者還ってガスが勝ち越し。この1点を臼井・菅野が東都の代打攻勢を退けて守りきりました。

社会人が貫禄を見せる結果となったものの、東都も1部~4部まで勢揃いした文字通りのオールスターで互角に戦ったのは立派の一言。こけら落としとして存分に楽しめた試合でした。