朝起きてみると疲れも酒の影響も無し、ということで 10年ぶり に俣野に行ってきました。第1試合は湘南vs柏陽の進学重点校対決、森本と志村の先発で始まった試合は2回に湘南が2死1・2塁から黒川のセンターオーバータイムリーで2点を先制も、志村は父譲りの牽制で湘南の走者を釘付けにしてさらなる失点を阻止すると、柏陽はその裏1・2塁から三盗が悪送球を誘って1点を返し、さらに志村自らレフトの頭上を越えるタイムリーを放ち同点。続く3回には森本の制球難につけ込み無死満塁のチャンスを作ると、徳満のタイムリーとゴロの間に2点を勝ち越します。なおも1死満塁と試合を決める絶好のチャンスは続くも、次打者が痛恨の6-4-3…。すると湘南も直後に2死満塁から遠藤が三塁線を破るタイムリーで追いつき、その裏から登板の2番手佐々木が柏陽打線の勢いを止めて試合の流れを引き戻します。
均衡が破れたのは6回表。無死1塁から堀江のバントが内野安打となりチャンスが広がると、1死2・3塁から遠藤がスクイズを決めて湘南が勝ち越し。志村降板後の8回にはまたも遠藤のスクイズと森本タイムリーで3点、9回には遠藤・三好・大川のタイムリーで5点を挙げて突き放します。柏陽も9回に意地を見せ、上里タイムリーと犠飛で2点を返したものの、最後は2死から登板した1年生の宮崎が三振で締めて試合終了。18安打で13点を奪った湘南が3回戦に進出しました。


続く第2試合は金井vs横浜緑ヶ丘。先手を取ったのは緑ヶ丘、初回金井先発の木原から3四球を得て1死満塁とすると、併殺コースの二ゴロがトンネルで外野に抜ける間に2者が生還。さらに返球も逸れて2・3塁となると、藤井がセンターに犠飛を放ち、ノーヒットで3点を先制します。その後は立ち直った木原の前に無得点が続くも、5回2死1・3塁から藤井が三遊間をしぶとく破るタイムリーを放ち、待望の追加点を挙げます。
緑ヶ丘先発の塩見は要所を締めて5回まで無得点と順調な投球を続けていましたが、疲れの見えた6回に繁田鈴木佐藤佳の3連打で1点を返され、なお無死2・3塁から羽野のスクイズとゴロで2点を失い1点差に。それでも後続を抑えてリードを死守すると、その裏死球から1死1・3塁のチャンスを作り、ボークと田上の三塁線ギリギリに転がす絶妙のスクイズで2点を挙げ突き放し。援護を受けた塩見は立ち直って7・8回と無失点、9回も先頭打者をヒットで出すも次打者のセンターに抜けようかという当たりをショート小林がダイレクトキャッチ、走者戻れずゲッツー!最後は中飛で締めて横浜緑ヶ丘が逃げ切り、次戦で湘南との対決に挑むことになりました。