各所で熱い戦いが繰り広げられる中、今日を以て最後の夏となる神宮第二へ。高校野球のみならず、嘗ては神宮大会や東都二部でも数多くの激闘が繰り広げられてきたこの球場も、再開発に伴い今年限りでその役目を終えることになります。グラウンドを見渡すと黒ずんだ芝が露わになっており、よくぞここまで満身創痍の状態で耐えてきたものだと感慨深い気持ちになりました。

夏の最後を飾るカードは上野学園vs駒込。鈴木遼と杉田の先発で始まった試合は3回に上野が成川のタイムリーと暴投で2点を先制すると、鈴木遼が駒込打線を6回まで無得点に抑え、7回からエース赤坂に継投。赤坂は評判通りの剛速球でヒットを許しつつも駒込打線をねじ伏せると、8回には1死3塁から自ら左中間を破るタイムリー2ベースで貴重な追加点。最後は空振り三振で締めて試合終了、上野学園が準々決勝に進出しました。