第45回社会人野球日本選手権大会 決勝戦

4年前 に東京ドームで黒獅子旗を巡って死闘を繰り広げた2チームが、今度は地元京セラドームでダイヤモンド旗を奪い合うことになった決勝戦大阪ガスが阪本、日本生命が本田の先発で始まった試合は2回表に先頭の土井が四球で出塁、花本のヒットでチャンスを広げると、2死1・3塁から松谷がセカンド後方にしぶとく落とすタイムリー、さらに宮崎にもレフト前タイムリーが飛び出し、大阪ガスが2点を先制。本田をこの回でマウンドから引きずり下ろし、2番手高橋拓に対しても小深田峰下連打からの土井犠飛でリードを3点に広げ、試合の主導権を握ります。
援護を受けた阪本は最初の3回を無安打に抑える上々の立ち上がり。しかし4回先頭の福富を歩かせると、2死3塁から皆川に初ヒットとなるライト前タイムリーを許し1点を失います。5回には自身の牽制悪送球もあり2死満塁のピンチを招くも原田を初球二ゴロ。大谷のタイムリー3ベースでリードを広げてもらった裏の6回には2本のヒットを許し2死1・2塁のピンチも古川を中飛。綱渡りのピッチングが続きますが、終盤に入ると調子を取り戻し7回は三凡。8回は先頭原田を内野安打で出し、1死1塁で打席には今日タイムリーを含む2安打の皆川という正念場を迎えますが、見事4-6-3に打ち取りリベンジ成功!そして9回も続投、2アウトから古川を2ベースで出すも最後はヴィットルにゴロを打たせ、自らタッチして試合終了!大阪ガスが4年前の借りを返し、大会初優勝を果たしました。

MVPは阪本、敢闘賞と首位打者(.667=10/15)は廣本、打撃賞は大ガス古川。チーム並びに個人賞の表彰が行われた後、清野会長からのシーズン終了のお礼。そして選手たちが退場し、これですべて終わり…かと思いきや真のフィナーレは今年1年間を振り返る映像集とともに流れた我街の誇り。今年の都市対抗開会式でのお披露目からすっかり定着した感のあるこの名曲、来年以降も大いに歌い継がれてほしいですね!