快速湯けむり・とれいゆつばさの旅

2年ぶり に「旅行」のタグが付く旅をしてきました。まずは新幹線で古川に到着し、快速湯けむり号に乗り換え。今野の活躍で名を広めた岩出山を通り過ぎ、鳴子温泉では30分弱の停車ということで外に出てみることに。駅舎を外から見てみると普通の2階建に見えますが、その中身は古代ローマ劇場風の待合室。以前はミニコンサートが開かれて盛り上がったこともあったようで、そのような日常が早く戻ってきてほしいですね。
   

鳴子温泉を出発し、絶景の鳴子峡をスピードを落として通過。この辺りから積雪が本気を出し始め、次の中山平温泉ではSLがすっぽり埋まるほど。実際先々週は運休のため代行バスになっていたとのことで、この日が晴天なのは幸運でした。そして堺田分水嶺を越えて山形県に入り、新庄に到着。
  

旅程表ではここで2時間半のフリータイム。過ごし方として駅から徒歩20分の新庄城址が提案されていましたが、この雪の中を歩く気は起きず、かと言って駅の付近には某BIGBOSSに肖ったネタも特に無さそうだったので、この機会に陸羽西線まで乗り潰すことに。愛称の名の通り最上川に沿って進み余目に到着、これにて 山形鉄道 を含めた山形県の全路線を制覇しました。記念に付近の公園を散策しながら行政権の濫用について思いを馳せたいところでしたが、あいにく戻りの列車が15分後のためとんぼ返り。新庄に戻り、いよいよお待ちかねのとれいゆつばさに乗車です。
  

足湯の当日券は出発時に完売していたようですが、今回は旅行商品でバッチリ確保済。車窓からの景色を眺めながら足湯に浸かるプレシャスなひと時を楽しみ、湯上りには限定仕様の牛肉どまんなか。二段重ねになっており、通常版では味わえないおかずはどれも絶品でした。足湯よりむしろこちらがメインと言っても過言ではなく、運行が終了しても入手できる機会を切に望む次第です。そしてかみのやま温泉でスカイタワー41と 再会 を果たし、旅の全目的を達成。福島に到着し、とれいゆつばさに別れを告げて帰宅しました。