野球伝来150周年を記念して開催されたプロアマ記念試合を観てきました。試合開始に先立ち行われたセレモニーでは色とりどりのユニの大学・社会人選抜とNPB U-23選抜が一堂に会した後、ファーストピッチは斎藤佑樹氏・中日ドラゴンズジュニアの小林大雅(たいが)選手・埼玉ライオンズレディースの里綾実選手。それぞれの立場を背負ってピシッとナイスボールを投げ込みました。
 

NPBの先発は根尾。1人走者を出せば山田に回るところでしたが、3人で抑えられ対決はならず。一方大社の先発は青山も、初球を藤原レフト前+林の後逸で2塁に進まれ、1死3塁から中村遊ゴロの間に失点。直後に一旦は追いついたものの、2回にも安田黒川来田の3連打から長谷川阪口に連続犠飛。普段の相手であれば打ち取れていたであろうボールを捉えられ、2回3失点とプロの洗礼を浴びます。2番手の佐藤も2死1・2塁で西川にまんまと三盗を決められた後黒川に右中間を破られる2点タイムリーを許して点差を広げられ、打線も森木の154km/hを蛭間がレフト前、軽く投げて150を超えてくるスチュワートJr.から中山がセンター前と見せ場は作るものの得点には結びつかず、試合は後半へ。
そして6回、大社4番手の権田は先頭の長谷川にフライを打たせるも、前進してきた小川が何故か捕球地点を通り過ぎてしまい2塁に進まれると(記録はエラー)、続く代打赤羽が支配下登録記念とばかりにレフトに2ラン。7回に登板の矢澤からも正木がタイムリー2ベースを放ち、ここまではNPBがプロの力を見せつける展開が続きます。
ここまで耐える展開が続いていた大社でしたが、ようやく8回、NPB8番手の鈴木から先頭山田がライト前。中村は一ゴロに倒れるも中山2ベースで2・3塁とすると、DH解除で7番に入っていた矢澤がフォークを上手く掬ってライト前2点タイムリー!さらに小川ヒットと猪原四球で1死満塁とすると、蛭間よく見て押し出し、続く城野のレフトへのライナーを正木捕れずタイムリー!さらに泉口がレフトに犠飛を放ち、2点差に追い上げます。なおも1・2塁と一発が出れば逆転の状況でしたが、山田は三振に倒れ追いつけず。その裏を橋本が藤原ブライトを連続三振、さらに益子のフライを小川が名誉挽回のダイビングキャッチ!今日投げた大社投手で唯一走者を出さず、9回の攻撃に望みを賭けるも、中川の前に3人で抑えられ試合終了。NPBが辛くも逃げ切りました。