昨年 に続きオータムフレッシュリーグを観てきました。今回の舞台は富士球場。こんな時でもなければ使う機会もない新富士で降り、バスを乗り継いで三ツ倉で下車。事前に確認したGoogleマップでは小道を少し歩けば球場に着くように見えていたのですが、実際にはそこそこハードな階段でした。
  

ともかく球場に到着。バックに富士山が聳える好立地に加え、今回はキッチンカーや大会グッズも用意されるなど至れり尽くせり。惜しむらくはスコアボードの選手名がパネル式で、この日は稼働していなかったことでしょうか。
  

到着して間もなく第1試合の慶應vs富士市立が終了し、第2試合のvs静岡産業大が開始。先発の山崎は初回簡単に2アウトを取るも、そこから四球ヒット四球で満塁。このピンチは何とか抑えたものの、2回に3四球で満塁とすると、夏目に初球をライト前に運ばれるタイムリー、さらに後藤の強いゴロをショート井之口が逸らし、この回3失点で降板。2番手は双木も、2イニング目の4回に無死満塁のピンチを招き、池田岡野の連続タイムリー、さらに2死から大上ライト線に走者一掃のタイムリー3ベースで5失点。3番手の森岡も5回に池田のタイムリー2ベースと暴投で2失点、6回には杉本にライトスタンドに運ばれ1失点。登板する投手が悉く失点を許す苦しい展開になります。
一方の打線は2回臼井がセンター前も直後に牽制死、続く府川がライト前も盗塁死。5回には臼井が2本目のヒットとなる内野安打で出るも江口が1-6-3。ようやく6回、見坂のレフト前と四球で得点圏に走者を進めるも大原が5-5-3。7回は4番手の吉田晃が2四球も無失点に抑え、その裏先頭の代打岡田がレフト前で出るも最後は臼井が4-6-3に倒れ、この回で打ち切り。単打はそこそこ出るも得点に結びつかず、完封負けを喫しました。


続いて第3試合のvs静岡大。先の試合からガラッと入れ替わった打線は初回2死満塁のチャンスを作ると、山口の鋭いライト前タイムリーで2点を先制。先発の平田は初回を3連続二ゴロと上々の立ち上がり、2回には杉浦の見事な盗塁刺。3回には宇野にタイムリー3ベースを浴びなお1死3塁も後続を二ゴロ中飛で切り抜けると、その裏西前内田の連打で1・3塁から暴投、さらに鈴木太がバックスクリーンに飛び込むホームラン!取られた直後に取り返すと、5回には暴投でさらに1点を追加。試合の主導権を握ります。
平田は5回の1死満塁も遊飛と三振で乗り切ると、6回を三者凡退に抑えたところで降板。6回1失点と、フレッシュ慶應戦の好投が実力であることを存分に示す好投でした。7回からは中村が登板、2イニング目の8回に矢澤にタイムリーを許しなお1死1・2塁も後続を中飛三振で消火。ナイター設備が無いため日没との戦いでしたが無事9回に入り、3番手は長谷川大。先頭の山下をセンター前で出すも続く永島を捕飛、そして代打井上を4-6-3に打ち取り試合終了!今年の選手権にも出場した強豪を下し、3度目の参加にして大会初勝利を挙げました。