鹿児島の旅 2日目

朝食バイキングをいただいてからこの日の行動開始。新幹線なら12分のところ、18きっぷで50分かけて鹿児島中央に到着、市電に乗り換えて郡元へ。
  

郡元からしばし歩き、鹿児島県のメイン球場であるところの平和リース球場に到着。スタンドでは声出し解禁の流れに乗って立教父母と思しき方々による校歌斉唱が行われていました。
 

立教の先発は野口でしたが、初回ストレートの四球と自身の悪送球でピンチを招くと、岩切にタイムリーを許し2失点。2回にもエラーを発端に山脇友利が連続タイムリーと、立ち上がりに捕まります。打線もJR九州先発の川島の前に2回までノーヒットに抑えられていましたが、3回菅谷のセーフティ成功を発端に走者を溜め、柴田の2点タイムリー3ベースと安藤のタイムリー内野安打で追い上げ。しかしJR九州も直後に山脇の犠飛で突き放します。
その後立教は小畠→渡部の継投でJR九州の勢いを止めるも、打線もここぞの場面で1本が出ず膠着状態となり、そのまま試合は9回裏へ。JR九州は大田が前の回から続投も、連続四球で同点の走者が出塁。ここで打順が回ってきた岩本はバントを試みるも、大田の好フィールディングに阻まれ三封…。後続も打ち取られて試合終了、JR九州が逃げ切りました。

第2試合の慶應のメンバーと入れ替わるように球場を後にし、天文館むじゃきに寄り道して白熊をゲット。ちょうど鹿児島マラソンと重なったため市電を朝日通で降ろされ、ゴールを駆け抜けるランナーを横目に見ながら鹿児島駅に到着。鹿児島駅といえば神奈川駅と1・2を争う県名を冠する駅というイメージでしたが、しばらく見ぬ間にSLが似合う重厚な雰囲気の駅舎に変貌を遂げていました。
  

きりしまに乗車し、対岸の桜島を見ながら、いよいよお待ちかねの白熊を開封。持ち運んでいる間はあまり感じませんでしたが、いざ食べてみると予想以上のボリュームで、宮崎県に入る直前にギリギリ完食。九州新幹線の熊本以南が未乗のためまた来る機会があると思いますが、その時は店内でゆっくりといただきたいですね。
  

都城で降り、吉都線に乗り換え。乗車時には1両編成ながらかなりの混雑でしたが、谷頭までで大半が下車。高崎新田の駅舎の大きさに嘗ての賑わいを想像しながら、しばらく閑散な区間を進みます。小林からは再び乗客が増えだし、えびの駅では列車行き違いの間に国の登録有形文化財に登録された駅舎を眺め、終点の吉松に到着。これにて鹿児島・宮崎のJR在来線の完乗を果たしました。吉松は 8年ぶり の訪問でしたが、人吉方面は3年前の豪雨で不通、駅も昨年に無人化と、当時と比べて寂しい状況に。とはいえ駅前の温泉は健在のようで、時間のある時に再訪したいですね。
   

日も落ちつつある中、肥薩線に乗り換えて嘉例川で下車。バスの時間は既に終わっているため、歩いて空港に向かったのですが、結論としては日没後に歩くのは絶対にやめた方がよいです。距離は歩き慣れている人であればそれほどでもありませんが、照明の無い上りの山道をずっと歩き続けるのはメンタルに来ます。道中でローソンの明かりが見えたときは何故か涙が出そうになりましたね…。ともかく搭乗時間には間に合い、買い残していたお土産を補充して帰途へ。コロナ禍以降初めての飛行機旅行が無事に終わりました。