爆弾低気圧が迫りつつありましたが、試合は行われる模様とのことで今季初の神宮へ。球場に着くなり目に入ってきた1番飯原2番川島慶8番田中浩という斬新なオーダーのヤクルト打線に対し、藤井は初回無失点も、2回畠山にソロを被弾。さらに4回には実にモーガンらしい後逸もあり2点を追加される厳しい展開に。
ここまでラミレスが遊ゴロ・四球と当たりが出ていなかったこともあり、降雨ノーゲームになればなあと思って観戦していたところ、5回鶴岡の右中間を破るタイムリー2ベースで反撃開始。その裏を移籍後初登板の土屋が3人で抑え、迎えた6回の先頭はラミレス。粘った末に石川の10球目を捉えた打球は弾丸ライナーで一直線、フェンスを超えてスタンドイン!通算2000本安打を見事ホームランで飾りました。
   
この一打が呼び水となり2死1・2塁のチャンスに、石川キャプテンがライトスタンドへの逆転3ラン!敗色濃厚の展開から一転リードを奪います。その裏を神内が3人で抑えて正式に2000本安打が成立、終盤の3回も吉川→ソーサ→山口がいずれも先頭打者を出しながら後続を絶って逃げ切り。この記念すべき日に、土屋も嬉しいプロ初勝利となりました。

試合後はもちろんラミレスのヒーローインタビュー。横浜ファンに向けてだけでなく、すべてのファン、家族、カメラアシスタント、そして神様にも感謝を捧げているのが印象的でした。そして最後は「ゲッツ!」で〆。この大記録を通過点として、さらなる活躍を期待しています!