慶應戦では未出場に終わった藤田主将がファーストのスタメンに入り迎えた試合でしたが、先発の平田が初回先頭の直井を歩かせると、木本に遊ゴロを打たせるも併殺を焦ったか青貝がファンブル…。宗山はいい当たりの中飛に打ち取ったものの、横山死球で満塁となると、加藤小島河に連続タイムリーを許しいきなり4失点。2回も先頭直井の一ゴロを藤田が捕り損ねてから釣瓶打ちに遭って4点を失い、なお1死2・3塁の場面でたまらず降板。吉田が火消しに向かうも、直井を打ち取って2アウトとなってからの1アウトが遠く、回を終わらせられずに降板。佐伯がスクランブル登板も、小島河にイニング2本目となる2点タイムリーを喫してこの回12失点。辛うじてリーグタイ記録は阻止したものの、序盤から大変な試合になってしまいます。
あまりの展開に、明治先発の藤江も3回に代打を送られ降板。2番手の松本直に対して4回、2死満塁から藤田のタイムリーで2点を返すも、直後に4イニング目の佐伯が直井タイムリーと木本の2ランによる1.5倍返しを受け、点差を広げられます。なお4イニングが残っており、明日含め投手陣のやりくりが案じられる事態でしたが、4番手の前田が力投。9回までを無四死球・2失点で乗り切り、3年前 の対明治戦超えは回避しました。
打線は明治投手陣をよく見て四球をもぎ取り、最終的に四死球数は並んだものの、打力の差は如何ともし難く、5回以降は無得点。宗山の復帰に花を添えた試合になってしまいました。

明大 - 東大 1回戦
M 4120 031 001 21
T 0 00 200 000 2
M 藤江-松本直-○山田-千葉-高須
T ●平田-吉田-佐伯-前田

50安打への道

鈴木太(4年) 本日 1安打 → 通算 2安打
藤田(4年) 本日 1安打 → 通算 12安打
大原(3年) 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)

100奪三振への道

平田(4年) 本日 1奪三振 → 通算 22奪三振
佐伯(2年) 本日 3奪三振 → 通算 3奪三振 (NEW!)
前田(2年) 本日 2奪三振 → 通算 4奪三振



続く第2試合のR-H、法政先発の篠木は初回を三者凡退と快調な立ち上がりも、2回先頭丸山のピッチャー返しが足に直撃…。一旦ベンチに下がりましたが、治療を受けて無事復帰。6回まで2安打無失点と、影響をまったく感じさせない好投を見せます。応えたい打線も立教先発の小畠から再三チャンスを作りますが、チャンスに一本が出ず、0-0のまま試合は終盤へ。
そして迎えた7回、篠木は先頭の鬼頭を打ち取るも、そこから柴田丸山山形の3連打で満塁。続く菅谷がきっちりセンターに打ち上げ、立教が先制点を挙げます。援護を受けた小畠は7・8回と三者凡退、続投した9回は藤森をヒットで出すも後続を打ち取り試合終了!小畠はリーグ戦初勝利を完封で挙げ、立教が先勝しました。