連休の初日は田中の晴れ舞台を観るべく幕張へ。開幕2軍スタートも着実に結果を残し、また藤岡や唐川の後輩に道を譲らんとするが如くの炎上も手伝って、マリンフェスタのこの日に先発の大役を掴みとりました。
  
注目の立ち上がりでしたが、先頭秋山に対し146km/hのボール球を3球続け、ようやく4球目にストライクが入るも5球目が外れ四球。栗山はストレートの四球で歩かせ1・2塁となり、浅村は追い込むもセンター前に弾き返されタイムリー。さらに中村には左中間を破られるタイムリー。メヒアはフォーク連投で三振に打ち取りようやく1アウトも、続く森にもう少しでバックスクリーン弾という2点タイムリー…。大阪桐蔭勢に3本のタイムリーを浴び4点を失う苦しい出だしとなります。
それでも打線に反撃を期待したいところ、西武先発の十亀に対し清田四球、鈴木角中の連打で無死満塁と早速のチャンス!しかしデスパイネ三振今江遊直クルーズ遊ゴロで1点も取れず…。プロの洗礼の挟み撃ちに遭い、結局3回を6安打3四球5失点で降板。本調子でないのは明らかで、今までの10倍以上の観客に浮足立った面もあったでしょうが、ほろ苦いデビューとなりました。
後を受けた香月良・松永も失点し点差を広げる一方、打線は2回以降ひたすら早打ちで凡打を重ね、あっという間に試合は終盤に。7回から今江に代わって中村がサードに入り、経験の少ないポジションながら無難な守備を見せますが、最終回に回ってきた打席では神宮でよく見たような捕邪飛…。最後は吉田が6-4-3に倒れ、見せ場なく零封を喫してしまいました。