先発は前田と中林。ようやく内海が復帰したことで、野手はほぼベストメンバーになりました。先頭の漆畑の打球はいきなりその内海のもとへのゴロ、内海は捕ったまでは良かったのですが、送球が逸れてセーフ。その後の1死3塁のピンチを抑えてこの回は乗り切りましたが、次の回に捕まってしまいました。先頭の小野寺は打ち取りましたが、そこから3連打を浴びて先制を許すと、中林のスクイズに対するバックホームが悪送球となって2失点目、ここで前田の気持ちが途切れてしまったようでした。この回5失点、3・4回も追加点を許し4回8失点で降板。
2番手の西村も1イニング目は三者凡退に切って取ったものの、2イニング目に山口にソロを浴びてから崩れ、この回5失点。イニングの途中で吉松に交代し、吉松は先日の早稲田戦に続いての火消しを無難にこなしました。
7回は4番手でリーグ戦初登板となる竹内。フォームは完全な立ち投げで、内容も京大定期戦の投球以上に不安なものでしたが、満塁とされるも後続を断って1回を無失点。8回からは守備固めで出場経験を経てリーグ戦初登板となる香取。平泉や高山同様の投手転向でしたがフォームは投手らしく、球速も最速137km/h。8回は無失点で抑えたものの、9回に6安打を集中されて5失点。
打線は4回裏に岩崎・鬼原の連打で1死1・2塁とするも内海が併殺打、6回裏に先頭の田中が2塁打も後が続かず、最終回は古垣・岩崎の連打、鬼原四球で無死満塁としましたが、内海・笠井・高橋と倒れて試合終了。

慶大 - 東大 1回戦
K 051 205 005 18 
T 000 000 000 0 
K ○中林-村山
T ●前田-西村-吉松-竹内-香取

序盤・中盤・終盤それぞれにビッグイニングを作られてしまいました。11四球は出しましたが、それよりも20安打とよく打たれたと言う印象が強いです。

50安打への道

古垣(4年) 本日 1安打 → 通算 32安打
岩崎(2年) 本日 2安打 → 通算 23安打
鬼原(3年) 本日 1安打 → 通算 18安打
田中(2年) 本日 1安打 → 通算 5安打

田中の2ベースは左中間最深部、あと少しでスタンドインという打球でした。一方この試合から4番で復帰の内海はノーヒット。最終回は無死満塁のチャンスも村山の外に逃げる球に釣られて三振。サードの守備の負担もあるのでしょうが、まだ本調子ではないようでした。
明日は重要な用事があるために観戦は出来ませんが、持ち直して接戦に持ち込むことを期待しています。