先発は香取と福井優。これが初先発の香取でしたが、初回に岩崎のエラーも絡みピンチを背負うと杉山・宇高のタイムリーでいきなり3点のビハインド。しかし2回以降は立ち直り、球速もリリーフの時ほどではありませんが130キロ台をコンスタントに出しつつ抑え、あれよあれよと7回に突入。
球速は依然として130キロ台が出ていましたが、流石に疲れが見え始め、制球がままならなくなっているようでした。先頭、松本の代打・江塚に2ベースを浴びると、渡邊侑には2点タイムリーを打たれ6点差に。それまでは少なかった四球も出始めて走者を溜め降板、安原にスイッチ。しかし安原は暴投とタイムリーで香取の出したランナーを全て帰してしまい、この時点で勝負は決してしまいました。8回は堀口の好返球により無失点で抑えたものの、9回は揚場が0/3で降板、和田に代わるも岩崎の2つ目のエラーも絡み、この回5失点。
打線は福井優を捕らえることができず、最終回に登板した大石から先頭の久岡が2ベースも後が続かず、無得点のまま終了。

早大 - 東大 2回戦
W 300 100 505 14 
T 000 000 000 0
W ○福井-大石
T ●香取-安原-揚場-和田

今までの福井はいい時は手のつけようが無い一方、突然崩れることも多々あったのですが、今回はその中間の状態が持続し、ついに捕らえることが出来なかったという印象です。初回、岩崎の2ベースで得た無死2塁のチャンスを得点に結びつけることができなかったことが、その後の展開を決定付けてしまったようでした。

50安打への道

岩崎(3年) 本日 1安打 → 通算 27安打
舘(2年) 本日 1安打 → 通算 5安打
山越(3年) 本日 1安打 → 通算 3安打
久岡(4年) 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)

久岡の初ヒットは最終回、レフトの前に落ちるポテンヒット。果敢に走って2ベースとなりました。しかし初回同様に後が続かず、完封を喫する結果に。
昨日3安打、いずれも2ベースの田中淳は3打席3三振。昨日とは一転、追い込まれてからの変化球攻めに手が出ず。それでも守備位置は格段に深くなり、警戒している様子はありありと伝わってきました。
今日1安打の舘は田中に並ぶシーズン5安打目。井尻のデビューのようなプレイ振りで、非常に見ていて気持ちがいいですね。