急に餃子が食べたくなったので栃木に行ってきました。東武に乗って思川を越え、おもちゃのまちを通り過ぎ、西川田から歩いて県営球場に到着。
  
この日は3試合日ということで第2試合の途中に着ければぐらいの気持ちでしたが、何と第1試合の文星vs栃木工がまだ試合中。両チーム無得点のまま延長15回に入り表の文星の攻撃、1死から後藤がレフト前で出塁、送って勝ち越しのチャンスも鈴木一が右飛でチェンジ、この時点で文星の勝ちは無くなりました。
その裏の栃木工は先頭の高村がライト前、送ってサヨナラのチャンス。塁を埋めて1・2塁となったところで、栃木工は意表を突く重盗を敢行!慌てて送球もサードの右に逸れ外野を転々とする間に高村はホームに突入、レフトからの送球も間に合わずサヨナラ!!劇的な幕切れで栃木工が死闘を制し、文星は2回戦で早々と姿を消してしまいました。
  
第2試合の小山南vs真岡が始まるまでに日が照って暑くなってきたので、屋根の付いた2階席最上部へ移動。400円の割には内容の充実している大会誌を眺めているうちにスタメン発表が始まりましたが、栃木ではスタメン発表の際に校歌の録音を流すんですね。突然のことで驚きましたが、県の特色が出ていて良いことだと思いました(小並感)。

小山南が熊倉、真岡が中島の先発で第2試合開始。真岡は初回黒須のセンター前タイムリーで先制も、3回に小山南4番の福田が無人の芝生に弾丸ライナーで突き刺さる2ランを放ち逆転。5回にも飯塚のタイムリーで追加点を挙げ試合の主導権を握ります。
しかし真岡は先制タイムリーの黒須がサードから救援のマウンドに立ち追加点を阻止すると、8回ついに高山のタイムリー2ベースで1点差。そして9回、1死から水沼の当たりがダイビングキャッチを試みたレフトの後逸を誘い3ベース、一気に同点のチャンスに。続く関はサードへの緩いゴロで走者は3塁釘付けも、関のヘッスラが早く内野安打となり1・3塁とチャンス拡大。逆転サヨナラの走者まで出て盛り上がりを見せますが、続く岡田の当たりは痛烈ながらセカンドの正面、4-6-3と渡ってゲームセット!手に汗握る試合は辛くも小山南が逃げ切りました。


第3試合の小山vs茂木は5回を終わって4-3、小山1点リードの場面まで観て球場を離脱。終点の東武宇都宮からJR宇都宮に向かう道中で弐寺の足あとを残した後は、ついにお待ちかねの餃子の登場です。とは言っても蒸し暑さにやられてあまり食欲も無くなっていたのですが、美味しくいただきました。ごちそうさまでした!
 
あとはJR宇都宮から帰るだけ。レモン&イチゴ牛乳でセルフ乾杯してから湘南新宿ラインで2時間半ほど揺られているとそこはもういつもの横浜。お疲れさまでした!