チーム2023新体制

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主将が梅林、副将が松岡と長谷川亮、主務が石井悠、副務が木村舞。甲子園球児の主将は八重樫以来39年ぶり7人目で、さらに神宮大会球児では史上初。また長谷川亮はここまでリーグ戦出場無しからの抜擢となりました。
そしてスローガンも「奪出」に決定。今年の戦いで競った展開には十分慣れただけに、文字通り勝ち点奪取と最下位脱出に期待したいですね!

令和4年度 秋季都大会決勝戦

砂埃舞う中での決勝戦、先発は二松學舍大附属が大矢、東海大菅生が日當。今夏に続いてのセンバツ出場を狙う二松は初回片井のタイムリーで先制し、さらに2死満塁と畳みかけるチャンスも、180cm110kgの五十嵐が一飛に倒れ1点止まり。すると菅生はその裏北島のタイムリーですかさず同点。さらに3回には2アウトから北島がヒットで出塁、続く新井がバックスクリーン直撃の勝ち越し2ラン!4回にも2番手重川から日當のレフト線タイムリー2ベースと、効率的に加点して試合の主導権を握ります。
反撃に転じたい二松でしたが、4回1死1・2塁の場面で飛び出した2塁走者が捕手の牽制に刺され憤死、5回は四球と野選で無死1・2塁も大矢の痛烈なピッチャー返しが日當の正面を突き、2塁走者戻れずライナーゲッツー。菅生に負けず走者は出すも得点に繋がらないでいるうちに、5回裏菅生は2死1・2塁から門間がライト線際への2点タイムリー3ベース、続く高橋もタイムリー。この回3点を加えて6点差とし、試合を決定づけます。
大援護を得た日當はすっかり落ち着き、6回は三者連続三振でこの試合初めての三者凡退。7回にゴロの間に1点を失うもその裏に門間の犠飛で突き放し、そのまま9回も日當が続投。追いすがる二松も毛利柴田の連打で二桁安打、さらに大矢四球で1死満塁と攻め立てるも、最後は片井が4-6-3に倒れて試合終了。東海大菅生が2年ぶり4回目の優勝を果たし、センバツの切符を確実なものとしました。

試合後は若林監督と渡部主将のインタビュー。監督の言う「最低の世代」が、一戦一戦成長することで都の頂上を掴みました。主将のインタビューからも監督と選手が良い関係が築けていることが窺えるだけに、この勢いで神宮大会も駆け上り、決勝で下した二松にも報いてほしいですね!
 

あいにく優勝を賭けた早慶戦と重なってしまいましたが、埼玉会館で行われた淡青祭を見てきました。今回の見所は初のチア出身主将の杉田さん。過去にバイオリン、トランペット、ハーモニカなど様々な演奏が繰り広げられていた新墾の前奏で、なんと宝塚ばりの美声を披露。明治の應援團が別件のため来られなかった(by福井副将)というのが実に勿体無く感じるほどの濃密な4時間でした。
残念ながら今回も観客が声援を送ることはできませんでしたが、応援席が内野に戻ってきた今、来年こそは完全にコロナ前に戻った応援が見たいですね!

明大が2季連続42回目の優勝、16年以来の春秋連覇 早大が慶大に連勝で決定

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202211060000874.html

早稲田が先勝して迎えた2回戦。前日の逆転サヨナラ打に続いて打席に入った松木がヒットで出塁、その後1死満塁から印出がグランドスラム慶應先発の外丸を初回でKOして試合の主導権を握ると、慶應の追い上げを受けるもその度に突き放す展開。最後は伊藤樹が締めて逃げ切り、勝率の差で優勝明治、2位早稲田、3位慶應となって秋の全日程が終了しました。
首位打者は.400(=22/55)で萩尾。4本塁打・17打点もリーグトップで、今井以来の三冠王に輝きました。実はその裏で松木が.440(=11/25)をマークしていたものの、惜しくも規定に1打席足りず。それでも最終カードに一発を放った浦田ともども、金沢泉丘勢が有終の美を飾りました。最優秀防御率は1.41(38.1回6自責点)で加藤。春に続いて防御率1位で早慶戦を迎え、その時は5回5失点と打ち込まれ逆転を許しましたが、今回は8回途中3失点に止めて守り切りました。
さて優勝した明治は続いて神宮大会へ。春の選手権は悔しい結果に終わっているだけに、秋こそ日本一で村松主将を名古屋に送り出したいですね!

最終カードにして今季初先発を任された西山は初回齊藤大を歩かせるも今泉を打ち取って無失点スタートも、2回に浦にライトスタンドに運ばれ先制を許し、3回は無死1塁から中津のバントを松岡泰が悪送球…。1・3塁とピンチが広がり、併殺崩れの間に1点を失うも、最後は今泉を空振り三振!シーズン防御率を5点台に下げると、その裏代打を送られマウンドを降りました。
2番手は齊藤も、無死1塁から村上のバントを松岡泰が今度はファンブル…。改めて内海貴に送られ1死2・3塁となり、松下には浅いフライを上げさせるも、別府と阿久津が交錯しまさかの落球……。1点を失い再度2・3塁から、前の打席にヒットを許した尾﨑に一塁線を破られる2点タイムリー……。前半でリードを広げられる厳しい展開になります。
それでも5回途中から登板の木戸が法政打線の勢いを止めると、7・8回は松岡由が無失点。とりわけ内海貴からは西山・木戸・松岡由それぞれが三振を奪い、昨日のリベンジを果たすと、9回には井澤が登場!先頭木下にリーグ戦初ヒットとなるセンター前を許すも盗塁を刺すと、最後は宮﨑を空振り三振!!リーグ戦99個目の三振を奪い、拍手に迎えられてマウンドを降ります。
一方の打線は法政先発の尾﨑に対し初回林遼がセンター前も直後に牽制死。2回は梅林ヒットも浦田1-6-3。尾﨑を捕えられぬまま6回で降板されてしまうと、7・8回は吉鶴に抑えられ無得点。いよいよ最後の9回、先頭は代打佐藤!ようやく迎えたリーグ戦デビュー、当然打って出たいはずでしたが、石田のボールをじっと見極め四球で出塁!代走秀島を送られ、涙を浮かべてベンチに戻りました。続く赤井は投ゴロ、宮﨑は四球、林遼は右飛で2死1・2塁となって打席には別府。ここまで散らかりがちだった石田のコントロール東筑対決を迎えてまとまり、別府もファールで粘った末の結果はライト前に抜けるヒット!!先輩の意地を見せて繋ぎ、満塁で4番中井を迎えるも、最後は左邪飛に倒れ試合終了…。今季の戦いが幕を閉じました。

法大 - 東大 2回戦
H 011 300 000 5
T 000 000 000 0
H ○尾﨑-吉鶴-石田
T ●西山-齊藤-木戸-松岡由-井澤

50安打への道

林遼(4年) 本日 1安打 → 通算 11安打
別府(3年) 本日 1安打 → 通算 18安打
梅林(3年) 本日 1安打 → 通算 12安打
浦田(4年) 本日 1安打 → 通算 10安打

100奪三振への道

西山(4年) 本日 3奪三振 → 通算 44奪三振
木戸(4年) 本日 2奪三振 → 通算 2奪三振 (NEW!)
松岡由(3年) 本日 2奪三振 → 通算 26奪三振
井澤(4年) 本日 1奪三振 → 通算 99奪三振

試合終了後は部員が応援部の正面に並んでただひとつを聴いた後、スコアボードを背にして記念撮影。1カード開催となったことで、第2試合に追い立てられることも無く、試合の余韻に存分に浸ることが出来ました。もともとは日本シリーズ対応での9週制とのことでしたが、来年以降もぜひ継続してほしいですね!
 

東大 - 法大 1回戦
T 001 000 000  1
H 100 000 001x 2
T 井澤-●松岡由
H 篠木-塙-○武冨

50安打への道

宮崎(4年) 本日 1安打 → 通算 38安打
中井(4年) 本日 1安打 → 通算 28安打
浦田(4年) 本日 1安打 (1HR) → 通算 9安打 (1HR)

100奪三振への道

井澤(4年) 本日 1奪三振 → 通算 98奪三振
松岡由(3年) 本日 1奪三振 → 通算 24奪三振

2022年ドラフト

日公 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 檻牛 東京
矢澤 仲地 荘司 斉藤 荘司 浅野 蛭間 浅野 イヒネ 松尾 曽谷 吉村貢
×× ×× 菊地 ×× ×× ×× ×× 森下翔 ×× ×× ×× ××
金村 村松 友杉 内田 小孫 萩尾 古川 門別 大津 吉野 内藤 西村
加藤 森山 田中晴 益田 渡辺翔 田中千 野田 井坪 甲斐 林琢真 齋藤 澤井
安西 山浅 高野 清水 伊藤 門脇 青山 茨木 大野 森下瑠 杉澤 坂本
奈良間 金田 河野 平良 船迫 山田 戸井 松本 橋本達 日高 北村恵
宮内 田中幹    長谷部 林優樹    児玉 富田 吉田         
   福永    久保                        
日公 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 檻牛 東京
藤田 松山 吉川 名原 辰見 松井 野村 野口 赤羽 上甲 西濱 橋本星
中山 野中 白濱 中村 古賀 田村 日隈    山下 鈴木 才木   
山口 樋口 勝又 竹下 吉村優 三浦    木村 今野 入山   
山本    黒川    永田 中田 是澤    内野 渡辺明 茶野   
               相澤       岡植 草野      
               三塚       佐々木         
               大城       水口         
               北村流       宮﨑         
               森本       重松         
                        前田         
十一                         佐藤         
十二                         飛田         
一三                         西尾         
十四                         盛島         

前日までに9球団がそれぞれ別の選手を公言という近年に無い状況で当日を迎えた今年のドラフト。籤引き無しという事態まで考えられましたが、ロッテが荘司、阪神が浅野の競合にチャレンジ。しかし荘司は楽天、浅野は巨人と、昨年の隅田に続き公言したチームに福が訪れました。
それを横目にまんまと松尾の一本釣りに成功すると、下手投げじゃない方のトヨタ吉野、ハーレムで攻守に躍動した林、甲子園で投打に躍動した森下瑠、そして5位で橋本達。園田の叶えられなかった長田高校からのプロ入り第1号を確実なものにしました。
支配下が7巡目で終わった後、育成指名では恒例の巨人ソフバンのマッチレース。今年も巨人が先に9巡目で音を上げ、ずっとソフバンのターンとなった12巡目、市立金沢の飛田を指名!旧臨海学区初のドラフト指名となりました。4軍創設が発表され一層熾烈な競争が待ち受けますが、まずは支配下を勝ち取ってほしいですね!