2008年まとめ(打撃編)

春のチーム打率は.168、秋は.189。それぞれ昨年の同時期より4分ほど上がっており、最近では上々の結果と言ってもよいでしょう。岩崎・内海の台頭も来期以降の明るい材料です。一方でスクイズを2回(明治1回戦、法政1回戦)試してともに失敗したのは残念でした。どちらの試合もきちんとスクイズを決めていれば勝っていた可能性は十分あったはずで、接戦を拾えるようになるための大きな課題でしょう。

50安打への道 2008総集編

最多安打は去年に引き続き高橋の17安打でした。続いて大坪・前代の14本、鈴木・古垣の13本と、2桁安打はこの5人。去年の3人(高橋・岩間・前代)より増加しており、打撃力の改善を裏付けていると言えるでしょう。打点王は大坪と高橋の4打点。年間を通して規定打席に達したのは高橋・前代・大坪・古垣の4人でした。
そして特筆すべきは鈴木のシーズン10安打。打率も.294、仮に規定打席まで凡退しても.250と、岩崎を上回り堂々のチーム内首位打者です。1戦目先発→2戦目レフトでスタメン&リリーフ→3戦目先発 の浅岡方式(W的に言えば織田方式)が現実味を帯びてきたと思うのですがどうでしょうか。
以下に今年ヒットを打った全員をまとめて。

高橋(3年) 今年 17(=9+8)安打 → 通算 32安打 (1HR)
大坪(4年) 今年 14(=7+7)安打 (1HR) → 通算 27安打 (1HR)
前代(4年) 今年 14(=7+7)安打 → 通算 27安打
鈴木(3年) 今年 13(=3+10)安打 → 通算 16安打 (1HR)
古垣(3年) 今年 13(=6+7)安打 → 通算 17安打
岩崎(1年) 今年 9(=0+9)安打 → 通算 9安打
濱田昌(3年) 今年 8(=4+4)安打 → 通算 11安打
笠井(3年) 今年 8(=1+7)安打 → 通算 10安打
内海(1年) 今年 7(=0+7)安打 → 通算 7安打
鬼原(2年) 今年 5(=0+5)安打 → 通算 5安打
岩間(3年) 今年 4(=4+0)安打 → 通算 17安打
堀口(2年) 今年 4(=4+0)安打 → 通算 4安打
松山(3年) 今年 3(=3+0)安打 → 通算 3安打
井尻(4年) 今年 2(=1+1)安打 → 通算 17安打
秋末(3年) 今年 2(=1+1)安打 → 通算 6安打
揚場遼(4年) 今年 1(=0+1)安打 → 通算 5安打
田中(1年) 今年 1(=0+1)安打 → 通算 1安打

大坪と前代のシンクロっぷりに改めてびっくり。そして大坪が1本打ったことで、「誰も勝ち星無し&HR無し」のまま卒業する世代が出来ずに済みました。70連敗脱出以降は途切れず続いているこの記録、来年は鈴木が2勝、鈴木・高橋が1本ずつ打っているので問題無いとして、今の2年生の代が気にかかるところです。勝ち星は前田に頑張ってもらうとして、ホームランは鬼原の出会い頭か、あるいは堀口のランニングホームランあたりでしょうか。ともかく残りの2年間、そわそわした気持ちで見守り続けたいと思います。