法政優勝おめでとう!

まずは第1試合、先発は平泉と仁平。平泉は3回を五十嵐のソロ・タイムリーの2失点のみにまとめ、打順が回ってきたところで代打を出され降板。後は昨日も投げた投手陣で小刻みに繋いでいきたいところでしたが、今日の立教打線はまるでこの日にピークを合わせたかのように仕上がっていました。実に毎回の19安打、特に7回はエラー・暴投・四死球も絡み、最後は神谷に走者一掃の三塁打を浴び7失点。
一方打線は時折強い当たりもあったものの立教守備陣の見違えるような好プレーにも阻まれ、8回の2死満塁も秋末が見逃し三振に倒れ無得点。結局仁平は最後まで投げきり自身初の完封勝利。

立大 - 東大 2回戦
R 101 331 702 18
T 000 000 000 0
R ○仁平
T ●平泉-和田-安原-前田

結局春のうちに1年生の出番はありませんでした。去年も高山が代打で1打席出ただけでしたし、この夏を越えての台頭に期待しましょう。

50安打への道

古垣(4年) 本日 2安打 → 通算 27安打
鬼原(3年) 本日 1安打 → 通算 11安打
堀口(3年) 本日 1安打 → 通算 10安打
高橋(4年) 本日 2安打 → 通算 40安打

内海に続き古垣もシーズン10安打達成。内海は2四球も無安打で.297、3割到達はなりませんでした。そして高橋は40安打達成。


そして第2試合、優勝に王手をかけた法政に対し3連勝が必要な明治。いきなり1回裏に法政が1死満塁のチャンスも、ピッチャー返しのバウンドがセカンドの目の前に来て併殺で無得点となるあたり、後に述べるまさかの結末を予感させるかのようでした。
その後は3回に法政が3点を先制するも中盤に明治が追い上げそして逆転という展開。第一の山場は8回裏、明治が1点リードで迎えた法政の攻撃でした。先頭の多木がヒットで出塁も直後に牽制で刺されてアウト、反撃ムードも萎みかねないところでしたが、ここから連打でランナーを溜め、喜多の打球がショートのエラーを誘い同点。なおも1死満塁とチャンスは続き、明治は昨日9イニングを投げた野村に託すことになります。法政勝ち越しの期待が膨らむ中、和泉の痛烈な打球はサード正面…走者が戻れず併殺…
二転三転の息詰まる展開、プロ併用日なので9回が最終回となります。法政は昨日の投打のヒーローである三嶋が登板、荒木郁にヒットを浴びるも盗塁を刺して切り抜け、この時点で明治の勝ちは無くなりました。その裏はもちろん野村が続投も、先頭の今井の打球は一直線に伸びライトスタンドへ!劇的なサヨナラ勝ちで法政の完全優勝が決まりました。

唯一の敗戦は開幕の立教戦、大林に喫した逆転サヨナラ2ランの試合のみ。まさに「サヨナラHRに始まりサヨナラHRに終わった」今季の戦いでした。当初は三遊間の守備に粗さが見られ、初戦を落とし続く早稲田戦も後1人の状態から引き分けに持ち込まれる苦しい出だしでしたが、和泉を外野に回すなど打つ手が上手く決まり、多木や今井も台頭(今井は台頭というより復活という気もしますが)して磐石の攻撃陣。投手陣も武内を欠き加賀美も離脱する苦しい状況も二神の成長、そして三嶋のデビューなど、全てが噛み合っての見事な優勝だったと思います。続く選手権でも実力を存分に発揮してほしいですね。



その後は近くのフレッシュネスバーガーで一息つき、千代大海の勝ち越しを確認してから再度球場へ。