あおのな先生と示し合わせてハマスタへ。実はハマスタでセの試合を見るのは今年初めてなのですが、木塚の引退試合とあれば行かないわけがないでしょう。試合は進み8回表、ついに出番がやってきました。

2死2塁で打席には新井。木塚にとっては過去に幾度と無く送り出され、その度にチームのピンチを救ってきた場面です。もちろんこの490試合目の登板も、同じ役割を期待されてのこと。マウンドに向かい、土を掘って掘って掘って掘って投球練習の後、新井との対決。1球目にストライクを取り、続いて投じた2球目を、新井は打ち返しました。フェンス直撃のタイムリー2ベース。
いつもの役目を果たせなかった木塚でしたが、マウンドに集まった野手と話をした後、阿斗里にマウンドを譲り降板。もとより新井1人に全力を尽くすと決めていたのでしょう。木塚は最後まで木塚でした。
試合終了後にはセレモニー。
   
   
思えば私が大学生となって間もない頃、六大学野球の選手として強烈な印象を受けたのがこの木塚でした。そして横浜に入団することになって、それはもう大変嬉しかったことが、ついこの間のことのように思い出されます。改めて 川村のとき に倣い、お疲れさまでした企画を行おうと思います。