先発は香取と竹内大。開幕戦の自打球で負傷した西木が復帰し1番センター、岩瀬も9番に座り、野手陣はほぼベストメンバーが揃いました。そして鈴木もベンチ入り。
初回の攻撃は早々と2死も、そこから永井四球・山本ポテンヒットで1・3塁。ここで暴投の間に永井が還り、ついに37イニング目にして待望の今季初得点を挙げます。昨季から通算すると実に43イニングぶりの得点、辛うじて先月某所で達成された記録を抜かずに済みました。
しかし先発の香取が振るわず、初回は3四球を出しながら何とか抑えたものの、2回に2死から辰巳にタイムリー3ベースを浴び同点とされると、福富を歩かせ、そして山崎錬に打った瞬間という3ランを被弾…。さらに藤本・阿加多にも連打を浴び、ここで降板。毛利がマウンドに上がるも、横尾を歩かせ満塁、影山を二ゴロに打ち取ってようやくチェンジ…かと思いきや成瀬が痛恨の悪送球、ボールが逸れ成瀬が呆然のうちに2者が還り、さらに渡邊暁のタイムリーでこの回一挙7失点。
毛利は3回も続投し満塁とされるも何とか抑え、4回からは中田のロングリリーフ。西木の好返球にも助けられ無失点を続けるも、4イニング目となった7回には疲れが見え、先頭の福富を歩かせると続く山崎錬に今日2本目の2ランを被弾。打った瞬間はセンターオーバーのように思ったのですが、驚きの伸びでそのままバックスクリーン横に突き刺さりました。さらに連続四球で中田降板。この時点で四死球の数は12に達し、リーグ記録の16が視界に入りつつありました。4番手の窪田が辛うじて後続を打ち取り無失点で切り抜けるも、8回に2四球で14個となり、9回にも1四球で15個と迫るも何とかここでチェンジ。既の所で過去の記録(そのうち1回は 2年前春の開幕戦 )に並ばずに済みました。
一方の打線は4回に2死から舘・中杉の連打が飛び出すも初スタメンの黒沢が凡退、5回には先頭の中田がライト前で出塁するも後が続かず。あとは8回に成瀬が外野に入り始めたプロ野球の観客の前でセンター前を放ったのみで得点には結びつかず、最後は福谷-黒須の理工バッテリーに抑えられ試合終了となりました。

慶大 - 東大 1回戦
K 070 000 200 9
T 100 000 000 1
K ○竹内大-仲井-只野-福谷
T ●香取-毛利-中田-窪田

50安打への道

成瀬(4年) 本日 1安打 → 通算 14安打
山本(4年) 本日 1安打 → 通算 13安打
舘(4年) 本日 1安打 → 通算 32安打
中杉(2年) 本日 1安打 → 通算 2安打
中田(2年) 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)

舘がセカンド強襲打で待望の今季初ヒット、そして中田がリーグ戦初ヒット。竹内大の球に合わせた当たりが上手い具合に1・2塁間を抜けていきました。