当初は朝から夜まで平塚にいる予定でしたが、直前になってKATSUさんから招集がかかったため急遽予定変更。事前に買っていた入場券を断腸の思いで供養して、いざ水道橋へ。
第1試合のJFE東日本vs伯和ビクトリーズ、先発は三橋と中元。伯和は2回に中本のソロで先制、1・3回にも得点圏に走者を進めてJFE東を脅かす展開。中元も3回までノーヒットピッチングと、伯和が押し気味に試合を進めます。
その流れを変えたのはこの試合で初めてスタメンに起用された大澤でした。4回に法政時代を思い起こすような美しい弾道のソロで同点に追いつくと、1点を勝ち越した直後の5回には満塁で走者一掃のタイムリー3ベース。7回にも得点に繋がる2ベースを放ち、3安打4打点の大暴れ。サイクル安打まで単打のみが残り、最後の打席に期待がかかりましたが、残念がら三振に倒れ大記録はなりませんでした。
試合は大澤の活躍に打線全体が続き、16安打で10点を奪う猛攻。投手陣も最初のソロ1本のみに抑え、JFE東日本が川鉄千葉時代以来14年ぶりとなる4強入りを決めました。


第2試合はパナソニックJX-ENEOSJX-ENEOSの先発三上は初回に田中宗に2ランを浴びリードを許すも、打線が2回に大阪ガスから補強の先発公文を攻め、山岡のタイムリーで1点差に。さらにランナーを溜め公文は降板、松永にスイッチも、井領が初球をライトスタンドに運び逆転3ラン!5回にも4点を加え突き放します。
大量リードを受けてJX-ENEOSは終盤にメンバーをガラリと入れ替えてきましたが、8回にアクシデントが襲います。後界のセンター前に抜けようかという当たりを、この回ショートに入った石井が飛びつきキャッチしますが、このプレーで負傷し退場…。なおもパナソニックが攻め立て、2点を返し三上は降板。なおも満塁、一発が出れば同点という場面でしたが、ここは北原が踏ん張って後続を断ち、最終回も3人で抑えて試合終了。JX-ENEOSが打ち勝ってベスト4入りを果たしました。


前2試合が3時間を超える長丁場だったため、第3試合の開始も遅れて19時からに。先発はNTT東日本が黒田、日本生命ミキハウスから補強の萬谷。序盤は両チームチャンスを作りながら無得点でしたが、4回にNTT東が1死2・3塁のチャンスを作ると、ここで早々と萬谷が降板。大阪ガスから補強の榎本に継投するも、上田が犠飛を放ち1点を先制。さらに5回、村上のライト線際への2点タイムリー3ベースで加点します。
そして圧巻は7回。2死1・2塁の場面から、梶岡・上田・矢島・目黒・越前と怒涛の5連打で5点を追加。8・9回にも1点ずつ入れ、最終的には17安打10得点。投手陣も日生打線を単打のみの4安打に抑え零封、まさに完勝で準決勝にコマを進めました。