定時後に球場へ。第1試合の死闘のお蔭で(明治優勝おめでとうございます)最終回の攻撃にギリギリ間に合いました。既に18時を回っており打楽器は封印、どことなく厳粛な雰囲気での応援の中、先頭の白砂は空振り三振。続く有井は目の覚めるような大ファールの後セカンドフライ。山本克はストレートの四球で歩き、打席には中杉。振り抜いた打球はレフト方向に伸び大塚を背走させるも、追いつかれゲームセット。澤田圭から7安打を放つもホームが遠く完封負け、今年のリーグ戦が幕を閉じました。

試合終了後は恒例のセレモニー。仄かな灯りの下、演奏も無くシンプルなものでしたが、これはこれで送別会らしくて良いものですね。そんな中で鈴木木村井坂がユニ姿で並んでいるのを見ると込み上げてくるものがあります。3人とも4年間バリバリ働き、リーグ戦通算250勝もとっくに達成している、そんな世界線もこの世のどこかに存在していたのでしょうか(涙)。ともかく4年生選手全員がリーグ戦出場を果たせたのは何より。今までお疲れさまでした。
そしてこの試合、最後にスコアボードに残ったメンバーは全員下級生。今年の経験をひと冬越えて力に変え、まずは春9年ぶりの勝利で連敗ストップを、そして勝ち点奪取を!

50安打への道

下嶋(2年) 本日 1安打 → 通算 4安打
初馬(3年) 本日 1安打 → 通算 8安打
白砂(2年) 本日 1安打 → 通算 8安打
有井(3年) 本日 1安打 → 通算 10安打
山本克(1年) 本日 2安打 → 通算 7安打
中杉(3年) 本日 1安打 → 通算 4安打

中杉は昨年春以来3シーズンぶりのヒット。早稲田戦以降当たりが途切れていた山本克も2安打を放ち、来年に向けいい形を掴んで終わることができました。一方笠原は4タコ3三振に終わり、シーズン10安打と3割達成はならず。
結果的に秋のチーム打率は.162と春より3分以上増加、春には0だった2割打者も笠原・山本克・有井・(規定不足分を打数に加えて)白砂と輩出したものの得点は僅か4、完封負けは8試合という結果になりました。来年はこのシーズン終盤で各自が掴みかけた打撃のコツを忘れず、そして今シーズン何度か見られた1死3塁の場面をモノにすることを念頭に置いて、投手陣に多大な援護をもたらせることを期待しています。