六大学第3週は昨日でケリがついてしまいましたが神宮へ。第1試合は亜細亜vs駒澤、勝ち点2同士が激突する天王山であるとともに、今永にとってはリーグ史上初の4試合連続完封がかかる先発のマウンドでしたが、私が球場に向かっている間に桝澤に先制ソロを浴び快挙はならず。到着した直後にも遠藤雅にタイムリーを許し、駒澤が前半で2点のビハインドを負います。
山崎の前に4回までパーフェクトに抑えられていた駒澤でしたが、5回1死から齋藤が2ベースを放ち反撃開始。復帰した福山主将もレフト前で続き、米満のタイムリーでまず1点。さらに2死満塁とすると、砂川の打席で149km/hの押し出し死球で同点、さらに前田の2点タイムリー!一気に4点を挙げ逆転に成功します。
援護を受けた今永は続投も、7回長曽我部にスクイズを決められ1点差に。脚を気にするような素振りも見せつつも踏ん張ってリードを保ったものの、8回終了時点で既に148球を投じており、この回限りで降板。最終回は片山に任せるも、食い下がる亜細亜は先頭の遠藤雅が2ベースで出塁。眞野主将が送って1死3塁となり、藤岡のスクイズ空振りがまさかの捕逸となって同点!藤岡は四球、長曽我部が送って2死2塁とサイドのチャンスに、北村祥の打球はライトが追いついたかに見えたものの落球(記録は2ベース)、藤岡還って亜細亜が勝ち越しに成功します。その裏は8回途中からリリーフの嘉陽が3人で抑えリーグ戦初勝利、チームとしてもV6に大きく近づく1勝となりました。


第2試合は拓殖vs中央。中央は羽山の先頭打者ホームランで先制も、直後に今季初先発の石垣が走者を溜め、鈴木孝にタイムリーを浴び同点に。ここで早々と石垣を下ろし在原を投入も、2死から水野が走者一掃の3点タイムリーを放ち、拓殖が主導権を握ります。
拓殖3点リードのまま、中央は6回から島袋が登板。不調とはいえ主将でエースにとっては不本意な状況での登板、いきなり四球で暗雲垂れ込めるも、直後のバント処理は素早く二塁封殺。7回にもバント処理で二塁封殺を決め、結局2回を無安打2四球3奪三振で無失点。最速は147キロで、コントロールに不安が残るものの復調を期待させる内容でした。
島袋の粘投に応えたい中央打線は7回小河のタイムリー2ベースで反撃も、尾松をリリーフした佃に後続を断たれ追加点はならず。逆に拓殖は8回に井田のタイムリー3ベースでダメ押しし、そのまま逃げ切り。勝手に懸念していた延長も無く16時過ぎに試合が終わり、その後のイベント も予定通り行われたようでした。