今年初めての東京ドーム。新登場のプレミアム席にも惹かれたものの、結局いつも通りのバルコニー席へ。まずは第1試合のJFE東日本vsヤマハJFE東はヤマハ先発池田駿の立ち上がりを攻め、大澤の2ランで先制すると、さらに2死満塁のチャンス。しかし小峰が三振に倒れ2点止まりで終わると、その裏JFE東先発の中林も制球定まらず、1死満塁から押し出し、さらに暴投でたちまち同点。2・3塁となり、また四球で満塁…と思いきや走者が押し出しと勘違いしたかベースを離れ、敢え無く挟殺。中林にとっては立て直すまたとない機会でしたが、続く河野にライト線に落ちる2点タイムリーを許し、初回4失点。2回は無失点で抑えたものの、内藤のソロで1点差に追い上げた直後の3回先頭の矢幡にヒットを打たれ、ここで降板となります。
2番手はHondaから補強の福島も、1死3塁から08大阪桐蔭対決となった萩原にセンター前タイムリーを許すと、5回には矢幡佐藤の連打から羽山に3ランを被弾しKO。5点差となった場面でようやく幸松が登板、ヤマハ打線の勢いを止めるも、JFE東打線が池田駿を攻めあぐねているうちに九谷に交代され、最後は鈴木博の最速151km/hの荒れ球に抑えられ試合終了。ヤマハが初戦を突破しました。


続いては第2試合の七十七銀行vsトヨタ自動車トヨタは序盤から七十七先発の阿部博を攻め立て、初回1死満塁のチャンスも河合4-6-3。2回は多木がヒットも牽制死。佐竹を援護できずもどかしい展開が続きますが、ようやく5回1死2塁のチャンスを作ると、源田は意表を突くバント。慌てて阿部博が前進するも捕れず1・2塁となり、さらに藤岡にヒットで1死満塁。ここで阿部博は降板、鈴木に継投も、フルカウントから低く外れ押し出しでトヨタが先制。続く小島は遊ゴロも渾身のヘッスラで併殺崩れとなりもう1点が入ります。
後続は倒れこの回は2点に終わったものの、今日の佐竹-細山田バッテリーにはこの2点で十分過ぎるほどでした。唯一のピンチであった7回1死1・2塁も後続を断ち、終わってみれば毎回の13奪三振で4安打完封。トヨタが盤石の勝ち上がりを見せました。


最後に第3試合の東京ガスvsNTT西日本、先発は山岡と吉元。先攻のNTT西は初回先頭の梅津がレフト前も中村のバントが小フライとなり送れず、後続倒れ無得点。後攻の東京ガスもその裏先頭の地引が死球から小林のバントが小フライとなり送れず、ここまでは表と同じ展開でしたが、暴投で地引が進塁すると、2死から黒田がライト前タイムリーを放ち東京ガスが先制します。
先取点を許したNTT西はその直後、先頭の中西が左中間を破り、仮谷送って1死3塁のチャンス。ここで永松はスリーバントスクイズも空振り、中西も憤死で得点ならず。4回には1死1塁から赤嶺盗塁もタッチアウト。色々仕掛けるも空回りが続いていましたが、ようやく6回、先頭の大城がセンターに大飛球!打球は上に跳ね返ってグラウンドに落ち、同点ホームランかと思いきや、フェンス直撃との判定で2ベース。監督が抗議も判定覆らず、それでも無死2塁のチャンスでしたが、後続倒れまたも無得点。
絶好の同点機を逃したNTT西はその直後の守り、先頭地引の平凡な遊ゴロを悪送球で2塁まで進めてしまうと、2死3塁からまたも黒田がレフト前タイムリー。この2点を山岡が守り切って3安打完封、東京ガス大阪市相手に昨年の借りを返しました。