オランダの旅 1日目

横井ジャパンが優勝を果たしたので、続いて溝口ジャパンの優勝を見届けるべくユーロ安の機運に乗ってオランダに出掛けてきました。成田から直行のKLMオランダ航空で揺られること11時間、スキポール空港に到着。本来は機内で寝ておくべきでしたが中途半端に数独に嵌ってしまい寝付けず、さらに入国審査では1時間ほど待たされ、入国時には既に疲労困憊でした…。
 
ともかく地下駅からオランダ鉄道に乗車。グリーン車のように快適な座席で揺られること15分ほど、眠気をこらえてアムステルダム中央駅に到着。
   
一旦宿にチェックインしてから駅に戻り、毎時4分・34分発と大変分かりやすいパターンダイヤのベーフェルウェイク行きに乗車。運河を越え、牧草地帯を越え、ハールレムを過ぎて次のブルメンダールに到着。
   
ブルメンダールの駅前は虫の鳴き声以外の音は殆ど無く、さながら閑静な住宅街といった風情。線路脇の小路をしばらく歩くと、今回の目的地であるピム・ムリエルスタジアムが見えてきました!
  

到着した時には既に日本とオランダのメンバーがライン上に並び、間もなく試合開始というところ。前もって調べていた通り、球場のスコアボードはスコアの他に現時点での打者名とその打率が表示されるだけの簡素なものでしたが、親切にも地元の少年たちがメンバー一覧表を配ってくれていました。有難いことです。
  
決勝進出を賭けた大一番の先発は日本が菅野、オランダがボルセンブローク。菅野は初回、先頭のドライヤーを三振に打ち取りますが、続くファンデルミールの三ゴロを沓掛がファンブルして出すと、デカスター・ケンプに連打を浴び先制を許します。さらに暴投で失点、なおも1死2・3塁のピンチは三振と遊ゴロで切り抜けましたが、続く2回、2死1塁フルカウントからファンデルミールのフライを深追いしたセカンド吉田が捕れず、走者に一気に還られ失点。3回は無失点に抑えましたが、4回先頭のリカルドにヒットを許し、ここで降板となります。
2番手は小島。ドライヤーにヒットを許し1死1・2塁のピンチも後続を中飛二ゴロに抑え火消しに成功すると、5回は1死1・2塁からモスキートにライト前に運ばれるも小林のバックホームで走者アウト!6回は三者凡退に抑えると、7回は吉野、8回は澤田がそれぞれ3人で抑え、試合を立て直します。
しかし日本打線はボルセンブロークの前に7回まで散発の4安打で点が奪えず、8回から登板のケリーから田中センター前で出塁も佐藤拓が6-6-3。最終回はお馴染みファンミル、楽天ユニからオランダユニに変わっても威圧感抜群の超長身からグイグイ押され、吉田内野安打で出塁も後続倒れ試合終了。オランダがお先に決勝進出、日本はもう1つの椅子を賭けてオーストラリアとの試合に挑むこととなりました。