宮城の旅 2日目

あおば通から仙石線に乗って行動開始。松島海岸までの区間4年前 の記憶を思い出すも、そこから矢本までは今回が初訪問。防波堤に守られながら、内陸部に移設された東名・野蒜を通過。東名駅前は区画整理がなされてショベルカーによる整地も行われており、今後ここが新しい生活の中心になることを願うばかりです。そして今春新規開業した石巻あゆみ野を過ぎ、石巻に到着。
   

石巻からはミヤコーバスで10分ほど揺られ下車。総合運動公園の中を突っ切ると、すぐに石巻市民球場が見えてきました!スタンドから外野後方への眺めは開放感に溢れており、その点は良かったのですが、辛かったのは屋根が全く無いこと。当初の予報では曇り25℃だったのが快晴30℃超えに変わっており、こればかりは天気を恨みました;
  

そんな暑さの中でも球児は元気にプレーしており、第1試合の名取北vs聖和学園は3回を終了。そこまでは0-0と互角の戦いでしたが、4回裏に連続長打で聖和が先制すると、さらに2死2・3塁から種市がレフト前タイムリーでこの回3点。追う名取北は直後の5回表に2本のヒットで1死1・2塁も後が続かず無得点に終わると、その裏聖和は先頭の小林がレフトにホームラン!両翼100mのフェンスをゆうに越す一発でリードを広げると、さらに2死満塁からまたも種市の走者一掃3ベース、さらに前田のタイムリーで一挙5点。このリードに守られ聖和先発の小野寺は7回零封、岸を輩出した名取北でしたが聖和の猛打の前にコールド負けを喫しました。


なおも暑さが厳しさを増す中第2試合の石巻工業vs東北学院が開始。「あの」本田圭佑を輩出した東北学院は初回2死2塁からサードがベースを離れた隙を突いて走者加藤が3塁を陥れ、田中のライト前タイムリーで先制。一方4年前のセンバツに出場を果たした石巻工は1回裏2死2・3塁、2回裏2死1・3塁とチャンスを逃し続けていたものの、3回ようやく2死1・2塁から千葉佐々木の連続タイムリーで逆転。かと思えば東北学院は直後に八巻・岩本のタイムリーと暴投で4点を挙げ再逆転も、その裏石巻工は阿部秀の2点タイムリーで1点差に追い上げ。激しいシーソーゲームが繰り広げられます。
東北学院は先発の高橋を4回途中からリリーフしたエース後藤が5回の攻撃を初めて三者凡退に打ち取りましたが、6回連打を浴び無死1・3塁のピンチ。どうにか2死までは漕ぎ着けたものの、桜井にセンター前に運ばれ、石巻工が再逆転。すると石巻工は直後に先発の森に代えて右サイドの山田を投入、最大のピンチは8回の1死1・3塁でしたがスクイズを上げさせ凌ぐと、9回は3人で抑え試合終了。激しい競り合いを辛くも制した石巻工が勝ち上がりました。

宮城の旅 2日目(続き)

続いて第3試合、白石工業vs石巻の準備が始まっていましたが旅程の都合上ここで退出。石巻駅に戻り、石巻線に乗車。万石浦に沿って進み、浦宿からは高度を上げて終点の女川に到着。
   
駅舎は内陸側にて新たに生まれ変わり、駅周辺にも商店街が整備されたものの、この時間に開いている飲食店はあまり多くなく、とりあえず目に入った店で名物のサンマ定食を注文。球場では何も食べていなかったこともあり、大変美味しくいただきました。
 
腹を満たした後は駅舎内の温泉で汗を流し、お土産を購入して上りの列車へ。石巻に戻り、今度は仙石東北ラインで仙台へ。仙石線の線路としばらく並走した末に別れを告げ、気がつくと塩釜にいるというのは不思議な感覚でしたが、石巻⇔仙台が1時間以内となったことは感慨深いものがあります。
 
仙台からは新幹線。いつもなら大宮か上野まで乗り通すところですが、今回は週末パスのため微妙に特急料金を浮かせる目的で宇都宮で下車。餃子定食で旅の打ち上げを執り行い、レモン牛乳を買って上野東京ラインに乗り込み、気がつくとそこはもう横浜。湘南新宿ラインよりも遅い時間まで運行しているメリットを存分に享受し、日付が変わる前に帰宅しました。