U-26NPB選抜vs大学日本代表

水道橋の駅に着いたのが13:30頃。駅からドームに向かう途中で既にかなりの人込みで、試合開始に間に合わないかも…と心配していたのですが、そんなことも無くすんなり入場できました。両チームの紹介、「野球のOR」で有名な鳩山氏による始球式(山なりの球でしたがいいコントロールでした)を経て試合開始。右手にはスコア記入用のボールペン、左手には日本選手権決勝用(JR九州おめでとうございます)のワンセグ携帯を用意し、こちらも準備万端です。
先発は予告通り斎藤と前田健太。前田は流石にプロの貫禄を見せて三者凡退。その裏のプロ選抜は先頭の坂本がレフト前、2番の松本哲也が四球で無死1・2塁。3番の天谷は併殺に倒れたものの、OA枠で出場した4番の新井がきっちりライト前に運び、プロ選抜が1点を先制。
この試合は両チームの投手とも1人1イニングが既定路線だったようで、大学側は 斎藤→乾→澤村→東浜→中後→大石→野村→西嶋→菅野 のリレー。8回に登板した西嶋は無死1・2塁のピンチを迎えて0/3で降板したものの、代わった菅野が後続を断ち、9回裏も投げ切りました。一方のプロ側は 前田→大嶺→平野→金刃→久米→大隣→唐川→由規→山口 で全員が1イニングずつ。やはりプロの球は大学生にはそうそう打てるものではなく、とりわけ大嶺は三者連続三振と力を見せ付けましたが、6回に登板した大隣が捕まりました。2本のヒットで1死1・3塁とされると多木にはショート後方に落ちるタイムリーを浴び同点に。続く土生にも死球を与え1死満塁の大ピンチだったものの、ここは何とか抑えました。得点シーンはこの2つだけで、結局1-1のまま終了。

大学側からすればプロの投手相手に大量得点は望めないところ、投手陣が踏ん張って引き分けに持ち込み、存在感を見せることが出来たと思います。
しかしこの試合の一番の見せ場といえばやはり5回裏の中田翔でしょう。1アウトから左中間を真っ二つに破るも1塁止まりで観客から失笑が漏れ、続く銀仁朗のライト前ヒットで3塁を狙ってタッチアウト、場内は笑いの渦に。どちらかで最低限の走塁が出来ていれば1死1・3塁で坂本と絶好のチャンスになっていたはずなのですが、この辺りがファイターズの1軍に定着するための課題なのでしょう。


その後は秋葉原の賢竜プレ&昇竜杯を観戦し、食事の後帰宅。皆様お疲れ様でした&出場権を獲得された方々はおめでとうございます!