高校野球は案の定中止…ということで東京ドームのハムvs楽天戦へ。今年は都市対抗が日本選手権に取って代わったため、こういう機会で観に行かないと今年1度も水道橋に行かないことになりそうですからね。オールスター前の最後の試合、学校は終業式で午前中でお終い、しかもダルと田中の投げ合いということで大入りの予感はしていましたが、それでも認識が甘かったです。乾杯シートを購入するつもりで14時半頃に到着したのですが、その時点で外野自由・立ち見以外すべて売り切れ。結局外野自由を購入してから野球体育博物館で調べ物をして時間を潰し、17時過ぎに戻ったときにはすでに全席完売していました。
 
さて試合、先手を取ったのは楽天でした。初回は3人で片付けられるも23球とダルに球数を投げさせ、2回先頭の山崎がライト線際の2ベースで出塁。1死後松井稼・横川の連打で山崎が還り1点を先制します。
一方3回まで順調な立ち上がりを見せていた田中でしたが、4回先頭の糸井をストレートの四球で出すと、牽制悪送球で2塁進塁。すかさず中田がセンター前タイムリーで追いつき、そして稲葉が低めのスライダーを掬い上げて勝ち越し2ラン!
その後は両者とも球界を代表するエースの本領を発揮してゼロ行進。田中は魔の4回以降は散発の2安打に抑え8回完投。一方のダルも3〜7回をパーフェクト、最終回も武田久にセーブを付けることのできる場面でしたが続投し、先頭の内村を四球で出すも後続を抑えて13勝目。両者完投に加えて野手の交代も無い20人野球、試合時間も2時間23分の省エネ試合でした。