甲信越の旅 1日目

仕事が1つの山を越えたので、ウィークエンドパス を使って旅行に行ってきました。まずは横浜で降り、ホームの売店シウマイ弁当を買っている間に同じホームにやってきたはまかいじに乗車。この週末からの運行ということもあってか、車内自由席は多くの乗客でざわ…ざわ…していました。出発の直後はぐずついていた天気も甲府の辺りではすっかり晴れ、幸先良く小淵沢に到着…と思いきや到着した直後に急に曇りだし、そして降雨。40分も待ち時間があったために駅周辺を散策するつもりが、駅前の店でお土産を買うだけになってしまいました。
   
ともかく駅に戻り、QMAでもお馴染み元気甲斐の駅弁を購入した後、海の無い小海線に乗り換え。小淵沢を出発した直後から一気に高度を上げて長野県に入り、そして標高日本一の駅・野辺山を過ぎてからは下り坂。津金の地元・中込を過ぎ、そして北中込駅では地球環境高校の甲子園出場を祝う横断幕が慎ましやかに飾られていました。程無く列車は佐久平で新幹線と交差し、そして終点の小諸に到着。
   
小諸と言えばご存知聖地(島崎藤村的な意味で)。折角なので駅近くの小諸城を見学したいところでしたが、時間の都合で断念。しなの鉄道に乗り換え、児玉の地元・上田を目指します。
 
上田からは上田電鉄に乗車。車両の外見は見慣れた東横線、そして内装も東横線そのもの。しかし車窓から見える壮大な独鈷山は東横線では見ることができないもので、見とれているうちに電車は終点の別所温泉に到着。こちらも時間の都合でお土産を買って上田にとんぼ返り。
  
上田からは再度しなの鉄道に乗車。快速だったためにテクノさかき駅を写真に撮る間もなく通過し、そして屋代に到着。今月末で廃止になる長電屋代線に乗り換え、別れを惜しむ人たちで満員の車両は黒岩の地元・須坂へ。沿線には季節外れのリンゴ畑が数多く見られましたが、もう実が生っている姿を車窓から眺めることは出来ないのですね…。
 
須坂からは特急スノーモンキーに乗車。運賃はウィークエンドパスに含まれているので、特急料金100円を足すだけでこの成田エクスプレス仕様の電車に乗れるとは何という有難さでしょうか。快適さを十二分に楽しみ、そして終点の湯田中に到着。
 
湯田中駅からはまっすぐ予約していた温泉宿へ。信州牛を中心としたご馳走に舌鼓を打ち、温泉で旅の疲れを癒して早めに就寝。翌日に続きます。