終業後に神宮へ。到着時に既に2回で74球を投げていた今永は3回から立ち直りを見せ、ここを乗り切れば勝ち投手の権利という5回も2アウトを取るも、そこから鵜久森雄平に連続2ベース…。同点に追いつかれ、球数も100球を超えていたためここで降板。小林寛のリリーフを仰ぎますが、代わり端に西浦に2ランを被弾……。須田の離脱が響く展開で勝ち越しを許してしまいます。
そして6回、この回から登板のザガースキーに対し、先頭石川への代打は森岡!全方面から歓声を受けて打席に入り、初球を二ゴロながらも全力疾走。お子さんから花束を受け取りました。
  

その後は砂田がピンチを招くも踏ん張り、白崎の美技も飛び出して最終回の攻撃に賭けるも、秋吉の前に三者凡退で試合終了。その後の東京ドームの結果を受け、今季の3位が確定しました。

試合終了後は最終戦セレモニー。まず川端選手会長、次いで森岡、最後に真中監督から挨拶。個人的にはほぼ想定通りだった内容よりも、徐々に低くなる身長にマイクを合わせようと悪戦苦闘する姿が印象的でした。
   

挨拶も終わり、そして締めは森岡の胴上げ。前球団を戦力外になり拾われる形でヤクルトに入団したものの、まるで生え抜きであるかのようにチームに溶け込み選手会長にも就任。昨年ついに優勝も経験でき、完全燃焼の現役生活だったと思います。14年間お疲れさまでした!