都市対抗西関東予選のため今年初のハマスタへ。ライト側にウイング席が増設されたのは既に知るところでしたが、その傍らでこっそりとリボンビジョンが縦に長くなっていました。
 

先発は東芝が宮川、MHPSが大野。宮川はその初球に151km/hを出すと、続く2球目は154km/h!圧巻の投球で初回を三者凡退に抑えると、直後に東芝打線はピッチャー強襲の内野安打で出た松本を吉田が送り、福山のライト線へのタイムリーで先制。4回にも2死2塁から福山が今度は左中間を破るタイムリーで追加点を挙げ、すっかり東芝のペースかと思われました。
しかし3回まで無失点に抑えていた宮川も中盤に入ってMHPS打線のタイミングが合いだし、4回1死1塁から久保が粘りに粘った末にライト前でチャンスを広げると、続く二橋のレフト線タイムリーでまず1点。5回にも2死からヒットで出た常道が盗塁を決め、河野がライト線にタイムリーを放って追いつきます。
そして終盤に入り、7回裏のMHPSの攻撃は先頭矢野が四球で出ると、宮川の牽制が逸れる間に二進。常道がきっちりセカンドに転がして1死3塁となった場面でついに宮川降板、福本がリリーフも、龍が高々とレフトに犠飛を打ち上げてMHPSが勝ち越しに成功します。援護を受けた大野は最速130半ばながらもリハビリ時に身につけた投球術で東芝打線を手玉に取り、5回以降はヒットを許さず完投勝利。MHPSが第1代表に王手をかけました。