nised2008-05-05

かずさアークで行われたコンピュータ将棋選手権を見に行ってきました。
到着時には既に前半の対局が終了していたのですが、その時点で前々回優勝のBonanzaは優勝戦線から一歩後退していた模様。そして優勝争いは棚瀬将棋と激指に絞られていったのですが、事実上の優勝決定戦であった直接対決は棚瀬将棋の時間切れ負けという意外な幕切れに。勝敗数で並んだものの、大会ルールで激指の優勝となりました。
そして大会後のエキシビション。結果は多くの場で既に語られていますが、コンピュータの連勝という結果に。棚瀬将棋は加藤さんに付け入る隙を与えず、激指は清水上さんの序盤の作戦勝ち(私はその辺りを的確に判断する棋力はないのですが、解説や会場の雰囲気から察して)を中盤以降でひっくり返す内容。持時間わずか15分、更にはアマ側は対局に集中しづらい環境ということはありましたが、前回の大会からわずか1年後のこの結果には驚きです。
ところで棚瀬将棋は去年に引き続き2年連続の同星での準優勝(それぞれ1敗)。去年の敗戦は並列化の部分、今年は計時の部分に問題があったとのことで、それが無ければまた異なる結果になっていたはず。それらも含めて、今後の展開が一段と楽しみです。


…というわけで大会を堪能してから帰途につこうと思ったのですが、終バスが既に発車していたという罠が。幸いにも(?)同じように困っている方々がいたので、割勘でタクシーということで解決しました。感謝です。