帰宅したときには既に名人戦は終局していました。残念。
ともかく羽生先生は名人位奪還&永世名人資格獲得おめでとうございます。関係者のコメント、ずいぶん時間がかかりましたがと言えるのは中原先生だからこそだなあと改めて思ったり。
勝負の鍵となったのはやはり第3局でしょう。他の対局はすべて先手勝ち、この局も森内(前)名人優勢で進んでいたときに▲9八銀からの大どんでん返し。どの局も一歩も引かない好勝負だったと思いますが、先手番での負けの代償はあまりにも大きかったのでしょう。


折角なので来るべき*1将棋検定に向けて自作問を1つ。

(雑学・線結び)
次の棋士と、その棋士が犯したことのある反則を結びなさい。
A. 島朗    1. 成桂を斜め後ろに引く
B. 糸谷哲郎 2. 成銀を打つ
C. 勝又清和 3. 二歩(5七歩があるのに5六歩打ち)
D. 山口千嶺 4. ▲7八同玉と馬を取るところ馬を駒台に置いて▲8七玉と指した

解答は以下に。


正解は2413です。島先生については棋戦が銀河戦だったため、金と全(銀の裏)の区別がつきにくかったという事情が一応あるのですが、他の3例については原因は今一よく分かりません。人間だもの仕方ないといえばそうなのでしょうが。

*1:これは十分あり得ますよね