春のチーム打率は.197、秋は.184。昨年より更に上昇しましたが、年間を通して3点以上取ったイニングが無いなど、どうも決め手を欠いた印象です。やはり痛かったのは笠井の不調と鈴木の不在。この2人が昨年秋の状態で臨めていれば、どこからでも得点が狙える打線だったはずなのですが…
一方で長打力については、岩崎・鬼原にホームランが飛び出し、田中も秋に2塁打が3本。この3人が残る来年、新2年生の台頭と合わせて更なる打線の強化を期待したいところです。チーム打率2割は最低限の目標ですね。
50安打への道 2009総集編
最多安打は鬼原の17安打。春は堀口との併用のため規定打席に届かずも、秋にはセンターの定位置を確保して11安打(1HR)を重ね、トップに躍り出ました。続いて古垣・岩崎が16安打、高橋・内海が14安打、田中が10安打と、2桁安打は昨年から1人増えて6人。田中は春は1安打のみも秋は9安打で.310と急成長した一方で、内海は秋がケガで出遅れ、数字が伸びなかったことが悔やまれます。
打点王はこれも鬼原の4打点。最多安打・ホームラン王（1本）・首位打者(17/64=.265)と合わせ、チーム四冠となりました。
去年同様のまとめを以下に。
鬼原（3年） 今年 17(=6+11)安打 → 通算 22安打 (1HR)
古垣（4年） 今年 16(=10+6)安打 → 通算 33安打
岩崎（2年） 今年 16(=8+8)安打 → 通算 25安打 (1HR)
内海（2年） 今年 14(=11+3)安打 → 通算 21安打
高橋（4年） 今年 14(=8+6)安打 → 通算 46安打 (1HR)
田中（2年） 今年 10(=1+9)安打 → 通算 11安打
濱田（4年） 今年 9(=3+6)安打 → 通算 20安打
堀口（3年） 今年 8(=6+2)安打 → 通算 12安打
秋末（4年） 今年 4(=3+1)安打 → 通算 10安打
小島（4年） 今年 4(=1+3)安打 → 通算 4安打
平泉（2年） 今年 2(=0+2)安打 → 通算 2安打
前田（3年） 今年 2(=0+2)安打 → 通算 3安打
安原（3年） 今年 1(=1+0)安打 → 通算 1安打
鈴木（4年） 今年 1(=1+0)安打 → 通算 17安打 (1HR)
笠井（4年） 今年 1(=1+0)安打 → 通算 11安打
高橋は残念ながら50安打には届かず。リーグ戦の後半になってようやく調子を上げてくる傾向があり、シーズン10安打を一度も達成できなかったことが響きました。逆に前半は好調、後半になって調子を落とし気味な岩崎と良い所取りをすると素晴らしい打者が出来上がりそうですね。昔のネタ「ランスと正田を掛け合わせると…」をふと思い出しました。
そして1年生には安打は出ず。学年での一番乗りが誰になるか、これもまた注目です。
