ビール飲み放題の季節が始まったので、追浜に行ってきました。ちなみに飲み放題の料金は2000円。球場価格でも最低4杯飲まないと元が取れないのですが、そんな面倒な計算は放棄してとりあえず申し込み。
球場内に入ったときはまだ曇り空だったのですが、西武の先発が大沼と発表された途端に降りだす雨。いつぞやの 交流戦 を思い出したのは私だけでしょうか。試合開始も危ぶまれましたが、どうにか小康状態になって試合開始。
しかし、大沼の前に先に燻ったのは湘南の先発・安斉でした。大崎・浅村に連打を浴びると、4番のGGにレフトオーバーのタイムリーを浴び2失点。その後2〜4回は無失点で抑えたものの、5回に2アウトから北のエラーが発端となり、浅村タイムリーと2死1・3塁からの重盗でさらに2失点。安斉は5回を4失点(2自責点)で降板。一方の大沼は散らかったピッチングも5回まで1失点。ハーパーにHR性の当たりを浴びるも、ライトの斉藤が腕を伸ばし捕球、超ファインプレーで切り抜ける一幕もありました。
6回表に西武が1点を追加し、Sr1-5Lとなって迎えた6回裏。今思えば、大沼は5回までに溜め込んだエネルギーをこのイニングに凝縮させたのかもしれません。北を歩かせ稲田2ランで2点差。その後2死3塁まで漕ぎ着けるも、松本にタイムリーを浴び1点差とされ大沼はここで降板。しかしここまではただの前座に過ぎなかったようでした。2番手の星野が四球四球で塁を埋めると、筒香に甘く入った初球は打った瞬間の満塁HRで一気に逆転!星野はその後も四球・稲田タイムリーで1死も取れず降板、3番手の岩尾も3連続四球で1死も取れず降板、4番手の谷中もさらに押し出し、16人目の打者・梶谷を二直に討ち取って長い回がようやく終わりました。この回一挙10点でSr11-5Lに。
その後は試合も落ち着き、上原-米野のバッテリーという戸田的な一幕もありましたが得点は大島のタイムリーのみで、結局Sr11-6Lにて終了。勝ち投手は秦、負け投手は大沼…ではなく星野でした。