先発は香取と三上朋、山下に代わって佐藤が8番レフトで初スタメン。一昨日は三嶋の前に沈黙した打線でしたが、この日は初回から素晴らしい速攻を見せました。先頭の岩崎が2塁打、続く内海のタイムリーで先制。さらに内海の盗塁が送球エラーを誘って三進、高山の犠飛で生還。2点を先行します。
マウンドに登る前にリードを貰った香取でしたが、しかし先週の早稲田戦の再現とはいきませんでした。1回に長谷川のタイムリーで詰め寄られると、2回には押し出しで同点とされた後、多木のグランドスラム…。直接観ていないのですがレフトへ流した打球ということで、恐らくは昨季斎藤から放ったときのような弾道だったのでしょうか。3回には暴投で2失点、4回には原田・建部にタイムリーを浴び2失点、結局4回を10失点で降板。2番手の平泉はランナーは出すものの踏ん張り、4回を土井の犠飛の1失点のみに抑えました。
一方の打線は大量リードを許した後も4回は舘の2塁打を足がかりに高山の一ゴロがエラーを誘って1点、6回には永井のリーグ戦初タイムリーでもう1点を入れ、三上朋はこの回限りで降板。代わった吉越に対して7回は1・2塁と攻めるも無得点、8・9回は三者凡退に終わり試合終了。連敗で勝ち点を落としました。

東大 - 法大 2回戦
T 200 101 000 4
H 152 210 00X 11
T ●香取-平泉
H ○三上朋-吉越

法政打線は11安打のうち長打が7本。多木の満塁弾に加え建部も4の4(うち2塁打3本)の大当たりでした。1回戦同様の猛打が鈴木に続いて香取にも襲いかかりましたが、鈴木(6回5失点)との差は四死球数によるものでしょう。鈴木が1に対して香取が9。香取は早稲田戦でも6四死球を与えましたが連打を浴びなかったために完投勝利目前のところまで辿りつけたわけで、強打のチーム相手だとそう上手く事は運びません。ともかく次は1週空いて慶應戦、伊藤の前にランナーを溜めないことを願うばかりです。

50安打への道

岩崎(4年) 本日 2安打 → 通算 47安打
内海(4年) 本日 1安打 → 通算 35安打
舘(3年) 本日 2安打 → 通算 16安打
田中(4年) 本日 1安打 → 通算 28安打
永井(3年) 本日 1安打 → 通算 4安打

うち岩崎・舘・田中が1本ずつ2塁打、この3本の長打がいずれも得点に結びつきました。