まずは宮城野原から仙石線。途中苦竹駅すぐのROUND1で弐寺の足跡を付けてさらに東へ。本塩釜を過ぎた直後に眼前に松島湾が現れ、松島の美しい佇まいを眺めつつ、松島海岸へ到着。
   
松島の玄関口として長く親しまれてきた松島海岸駅ですが、今は代行バスの拠点としての役割も担うことに。代行バスに乗り不通区間の現状を目の当たりにしましたが、自分の目で見ることによる衝撃は想像以上のものでした。特に東名駅(↓写真左から2枚目)など、瓦礫こそ一通り片付けられて整っているように見えるものの、人の息遣いが感じられないあたりが却って不気味さを増します。陸前大塚〜陸前小野が内陸に移設され復旧される予定の2015年、その時には再び活気が戻って来てほしいですね。
   
代行バス終点の矢本から再び仙石線に乗り、石巻に到着。
  
からし萬画の街を感じさせるこの石巻も、津波の影響を最も強く受けた場所の1つであり、その中心である石ノ森萬画館も未だ修繕中。代わりに駅近くの寿司屋でお寿司をいただき、駅併設のカフェで一休み。
 
今回の旅の目的も一通り果たしたところで、あとは帰路。石巻線陸羽東線で古川に向かい、新幹線で一気に東京に帰還。帰宅する頃には25時を回っており、「詳細は後ほど」とだけここに書き残して就寝。そして月曜の朝になり、いつも通りの1週間が始まるのでした。