今日の目的地は神宮第二。2階席に陣取ってスコアボードと歓声で神宮第一の様子を追いつつ、春季都大会の決勝戦、関東一vs成立学園の観戦です。既に両校とも関東大会出場を決めていることもあり、両チームともエースを温存し関東一は背番号20の小松原、成立学園は背番号18の曳田が先発。
先制したのは成立学園。2回裏にあっさり2アウトを取られるも、そこから山崎曳田岩成布施小山藤谷と怒涛の6連打で5点のリードを奪います。関東一も直後にオコエ・熊井の連続タイムリーで追い上げるも、藤谷が4回に2ランで再度5点差に。関東一にも6回五十嵐滉のソロが飛び出しますが、残り2回で依然4点差、成立学園の優勝が近づいてきたかに見えました。
しかし8回の関東一の攻撃で2死1・2塁と攻め立てると、途中からセカンドの守備に入り好プレーを見せていた篠田がライトポール際への3ラン!1点差に迫ると、9回2死1・3塁から池田がレフトにタイムリーを放ち、土壇場でついに追いつきます。
延長に入り、成立学園はついにエース木寺を投入。10・11回とヒットを許さず無失点に抑えると、11回裏の攻撃で先頭の山下が四球で出塁、バントと送りゴロで2死3塁。岩成を歩かせ迎えた布施の打球は三遊間を破り、山下が歓喜のホームイン!成立学園が春季大会では初の優勝を飾りました。