東京ドームで行われて以来11年ぶりとなる日帰り圏内でのフレッシュオールスターということで、第2回六大学オールスター 以来の草薙に行ってきました。朝から球場周辺に張り付いた雨雲のために開催が危ぶまれたものの、夕方には雨も弱まり、草薙園芸の方々の奮闘もあって無事開催の運びに。鈴木・桒原の両地元勢によるアオダモ植樹セレモニー、A.メヒアの月間MVP表彰ののち両チームのメンバーが登場。斎藤・水上両監督に花束が贈呈され、試合が開始されました。
   

イースタン選抜の先発は今井。昨年 QVCで観たときよりも身体が大きくなり、最速151km/hのストレートで押しにかかります。先頭の大山には大飛球を打たれるも、センター田中がフェンス際に張り付きジャンピングキャッチ!桒原を二ゴロ、突然強くなった雨のため宗に四球を与えるも続くメヒアを中直で無失点。順調な回復&成長ぶりを見せつけました。一方ウエスタン選抜の先発は小野。勝ち星にこそ未だ恵まれずも既に一軍のローテに定着しているだけあり、吉川左飛、鈴木遊ゴロ、田中三振と3人で片付けます。
フレッシュオールスターは1試合だけのため、投手は以後1イニングずつで交代していくことに。2回表は藤平が登板、栗原杉本を連続空振り三振に仕留めるも、石岡は捕邪飛で三者連続三振はならず。その裏は加藤、先頭森山を二直に打ち取るも、佐野とのお馴染みの対決は右中間を破る2ベース。しかし山本先輩を捕邪飛、奥村を空振り三振に仕留め、なんと無四球で乗り切りました。3回以降も両チーム走者は出すものの、得点には至らず淡々と試合は進行。その中で特に目を引いたのが浦和成田と戸田高橋、ともに一軍が厳しい戦いを強いられている状況で、後半戦でのデビューを期待させる内容でした。
そして0-0のまま試合は9回へ。イースタンのマウンドは9番手の畠も、いきなり桒原にレフトの頭上を越され無死2塁のピンチ。しかし宗を左直、メヒア九鬼を連続三振に打ち取って切り抜け、イースタンの負けは無くなります。その裏のマウンドは前の回から登板の古谷が回跨ぎ、鈴木を一ゴロ、田中森山を連続三振に仕留め、フレッシュオールスターでは初となるスコアレスドローで試合終了。優秀選手は藤平と古谷、そしてMVPには2本の2ベースを放った曽根が輝きました。