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来月から大田スタジアムが改修に入ってしまうので、おにぎりの食べ納めにスポニチ大会を観てきました。第1試合の明治安田生命vs王子は三宮と中内の投手戦となり、新城や神鳥の好守も飛び出し0行進。6回裏に王子は1死3塁のチャンスを作るも三宮踏ん張り連続三振、0-0のまま試合は終盤に突入します。
7回に入り、王子は中内から畑瀬に継投。代わり端の先頭打者は竹内、レフトに高く上がった打球はポール際最前列に落ちる先制ホームラン！さらに道端・尾嶋のヒットで2死1・3塁とし、吉田が三遊間を破るタイムリーを放って追加点を挙げます。勝ち越した明安は鈴木に継投、2イニングをパーフェクトに抑えると、9回は古田が3人で抑えて完封リレー。継投が嵌った明治安田生命が開幕戦を飾りました。


黙祷の後の第2試合、日立製作所vsHonda熊本はこちらも投手戦。ホン熊先発の荒西は3回森下に被弾し先制を許したものの立ち直り、5回は田中濱元森下を三者連続三振に取るなど圧巻の投球。すると直後に打線が応え、2死2塁から持永ライトオーバー3ベース、続く北村ライト前と連続タイムリー！日立先発の猿川から2点を奪い逆転に成功します。
援護を受けた荒西は川本のバントヒットで揺さぶられても自分のペースを崩すこと無く、最後まで投げきり1失点完投勝利。両チームともに3安打ながら、チャンスに畳み掛けたHonda熊本が接戦を制しました。


そして第3試合はセガサミーvsパナソニック。前の2試合がともに2時間ほどで終わったため予定通り14時に試合開始となり、これなら暖かいうちに試合も終わるだろうと思っていました（フラグ）。しかし森脇と藤井聖の両先発がピリッとせず、1回表にセガが北阪タイムリーで先制も、その裏パナは藤井健・田中のヒットで1死1・3塁とし、打席には4番の片山。昨秋 の神宮大会での大暴れが記憶に新しいところですが、豪快なスイングで空振り三振…も3ストライク目が逸れる間に藤井健が還り同点。しかし直後にセガは喜多のタイムリーで再び勝ち越し。その後も点こそ入らないものの塁上は賑わい、1イニング20分のペースで試合は進みます。
森脇は足に打球を受けながらも5回を1失点にまとめ、6回から陶久に継投。逃げ切りを図りますが、パナは7回1死2塁から田中が右中間真っ二つの同点タイムリー！さらに8回、柳田法兼の連打で3番手田中を降板に追い込み、4番手氏家からも三上死球で無死満塁。これは決まりと思いきや、松根のピッチャー返しに氏家良く反応して1-2-3、藤井健も一ゴロで無失点！絶体絶命のピンチを脱すると9回は両チーム無得点、無死1・2塁＆継続打順によるタイブレークに突入します。
10回表のセガは北阪バントも三塁封殺、根岸三振澤良木一ゴロで無得点。その裏パナは1塁走者の片山に代走佐藤を送って勝負に出るも、井上の打席で2塁走者田中が飛び出し憤死、井上右飛横田遊ゴロで無得点。11回に入り、表のセガは須田がバントを決め、砂川申告敬遠で1死満塁から政野の犠飛で1点勝ち越し。その裏氏家は法兼三上を連続三振に打ち取り、勝利を目前とするも、代打泉が三遊間を破るタイムリーで再び同点！続く藤井健はファースト強襲のヒットも、ホームを狙いかけた2塁走者横田が戻れず3塁タッチアウト…。またも決着つかず、試合は12回へ。
12回表のセガは先頭本間がバント、捕球した庄司が3塁に投げようとするも足が縺れて投げられず、慌てて1塁に投げるもワンバンとなり本間と法兼が交錯する間に2塁走者が生還。本間法兼ともに立ち上がれず交代となって試合再開、宝楽四球で満塁からの神野センター前2点タイムリーでセガが3点を勝ち越します。これで決まりと思いきや、裏のパナは先頭諸永が左中間を破る3ベースで1点差に迫り、続く田中四球で無死1・3塁となったところで、セガは氏家から石垣に継投。逆転サヨナラの走者まで背負ってのリリーフでしたが、佐藤を見逃し三振、井上四球で満塁となるも横田を浅い中飛、福原を右飛に打ち取って試合終了！4時間を超える熱戦は辛くもセガサミーが制し、試合が終わった頃にはすっかり凍える寒さになっていました。