先発は背番号22を高崎から受け継いだ熊原。大歓声を受けて登場の青木を大和の堅実な守備で遊ゴロに打ち取ったまでは良かったものの、坂口をセンター前で出すと、山田にバックスクリーンに飛び込む2ランを被弾。続くバレンティンにも頭部付近にすっぽ抜ける不安定な立ち上がりとなると、2回には暴投で失点、3回には宮崎の好守でゲッツーを取った直後に畠山に被弾…。ようやく4回は0に抑えたものの、4イニングを投げて6安打4失点と厳しい結果に。5回からは濱口、1イニング目こそスラッターが決まらず四球死球四球四球で1点を失ったものの、2イニング目以降はしっかり修正して無失点。ヒットを1本も許さず、ヤクルトの勢いを食い止めます。
一方打線はヤクルト投手陣の前に大和遊ゴロの間の1点のみに抑えられたまま9回2アウトまで追い込まれるも、途中からレフトの守備に入っていた楠本がセンターオーバーの3ベースで出ると、続く中川大が左中間を破るタイムリー2ベース!新加入コンビの活躍で1点を返し一矢報いました。
続く白崎が遊ゴロに倒れ、この時点で負けが決まったものの、練習試合ということで9回裏も行うことに。3番手として支配下登録を勝ち取った笠井が登板、山崎レフト前と2四球で1死満塁のピンチを背負ったものの、西浦を5-2-3に打ち取って何とか無失点で試合終了。再起を目指すヤクルトの仕上がりの早さが目立った試合でした。



というわけで3日間に渡り野球を楽しんだ後、沖縄らしい観光をしていくことに。初めてのゆいレールに乗り、興南高校などを眼下に見ながら終点の首里に到着。首里城公園まで足を伸ばし、到着が遅かったため正殿までは入れなかったものの、奉神門や守礼門を眺めてきました。
   

いよいよ帰りのフライトが近づいてきたので、東大野球部の合宿で有難くもグラウンドを使わせていただいている首里高校の脇を通って駅に戻り、那覇空港駅へ。日本最西端の駅を制覇するとともに沖縄の鉄道を(暫定)完乗し、無事羽田に到着。20度もの気温差に凍えながら帰宅しました。