ここで厚木に別れを告げて神宮へ向かい、到着した時点で7回を終了し1-4。実況によると、前田は四球を出しつつ粘投も西に3ランを被弾、打線は6回に鬼原二ゴロの間に1点を返すもののその裏に前田が1失点、という状況のようでした。
そして8回裏、前田・木村の後を受けて3番手のマウンドに上がったのは平泉。今季ここまで好調なピッチングを続けていましたが、今回は明治の各打者にじっくりと見極められ、左打者に痛打を喰らうという苦しい展開で3失点。
点差が6点に開いて最後の攻撃も、この回から登板の森田貴に抑えられはや2死1塁。ここで森田貴から芹澤にスイッチも、田中淳の意地の一撃はセンターの頭を越すタイムリー2ベース!芹澤は0/3で降板し、1年生の岡貴にスイッチ。舘が四球を選んで食い下がるも、内海が打ち上げてゲームセット。

東大 - 明大 2回戦
T 000 001 001 2
M 003 001 03X 7
●前田-木村-平泉
○西嶋-関谷-森田貴-芹澤-岡貴

明治は謝敷の代役として出場した西が2日続けての大当たり。2試合で8打席6安打(1HR)2四球で出塁率10割、一気にレギュラーに定着せんとする勢いです。最後のシーズン、こういう形での台頭はどのチームでも嬉しいものですね。
一方の前田はこれでリーグ戦の通算負け数が浅岡以来の20に。その間に投げた松家も木村友馬も重信も鈴木優一も届かなかった数字だけに、大事な先発のマウンドを任され続けたことの証とも言えるでしょうが、やはり勝利を上げてこそ今までの苦労が報われるというもの。最後のシーズンに主将・主戦としての意地を見せてほしいところです。

50安打への道

堀口 (4年) 本日 1安打 → 通算 21安打
岩崎 (3年) 本日 2安打 → 通算 36安打
田中淳(3年) 本日 1安打 → 通算 18安打
内海 (3年) 本日 1安打 → 通算 28安打
前田 (4年) 本日 1安打 → 通算 4安打

田中淳は今季初ヒットが2ベース、そして前田は去年秋の早大2回戦以来1年ぶりのヒット。