今日は明治立教の1試合のみ、先発は野村と小室。両者無失点のまま試合は中盤に入りましたが、均衡が破れたのは守備の乱れによるものでした。4回表に明治が2死2塁とするも、中村の当たりはサードへの平凡なゴロ。捕ってファーストに投げてチェンジ…のはずが、向かってきた2塁ランナーに気を取られてか送球が逸れ、中村を生かしてしまいます。そして阿部寿四球で満塁とした後、川辺が2点タイムリーを放ち先制。先の慶應3回戦同様、小室にとっては気の毒な結果となってしまいました。明治は6回に阿部寿のタイムリーで追加点を挙げ、小室はこの回限りで降板。
一方の野村は直後に那賀のタイムリーで1点を失うも、その1点に留め14奪三振完投勝利、通算20勝を達成しました。幸先良いスタートで、通算30勝も射程圏内。どこまで勝ち星が伸びるかは第2戦に投げる投手次第という面もありますが、まずは自分が投げる試合をきっちりモノにすることで一場の26勝(※3年半での記録)、そして川上の28勝を超えていってほしい次第です。