今日から9月。都市対抗が前倒しされたために長く感じていた野球の空白期間も終わり、ついに秋季リーグ戦の季節となりました。さあ開幕戦…の前に、お馴染みバットフォーエバーのCMが新調されていました。詳しくは球場でのお楽しみ!ですが、最後の掛け声の部分も変わったことで、来週以降各校応援団がタイミングを取るのに苦労しそうだと思ったり。
開幕戦は前季優勝の亜細亜と5位の東洋、先発は東浜と藤田。東浜は本来のゆったりしたワインドアップに戻っており、まずそこは安心したのですが、初回1死から坂本内野安打、続く佐藤秀に左中間を破られ先制を許してしまいます。なおも戸田ライト前で1・3塁とピンチ継続も、後続を連続三振に打ち取り1点止まり。苦しい立ち上がりながらも、失点を最小限に留めたこと、そして2回途中の雨天中断で仕切り直したことで立ち直りを見せます。2回は3者連続三振、3・4回も3者凡退。すると藤田に抑えられていた打線も4回、中村篤の2ランで逆転!
そのまま亜細亜が1点のリードを保ち終盤に突入も、そこから東浜が再三のピンチを迎えます。まず7回は先頭を歩かせ、続く山口がライト前へのポテンヒット…しかし3塁を狙った走者を刺し、山口の盗塁も刺してピンチ脱出。8回には2死2塁とされるも、センターへの飛球を柳本の足がもつれながら何とかキャッチ。そして最終回、先頭の戸田のゴロを東浜と嶺井が見合って生かしてしまうも、次打者のバントを捕ゴロ併殺に仕留め2アウト!最後の打者もニゴロに打ち取り完投勝利、先輩の阿波野に並ぶ32勝目を手にしました。


各校のPVを挟み、第2試合は前季3位の中央と、日大と入れ替わり昇格した國學院。やはり島袋は間に合わずに中大の先発は鍵谷、國學院は杉浦の北海道対決。先手を取ったのは國學院。初回1死から山下と春田の連続ヒットで1・2塁とすると、上村の打球をサードが弾き、レフトに転がる間に1点。続く石川はショートへのゴロも、セカンドへの送球が逸れてもう1点。さらに岡田の犠飛で、この回3点を先制します。
その後3回途中で雨天中断も無事再開。走者こそ出すものの無失点に抑えられていた中大は5回、3安打を集中して1死満塁のチャンスも、杉浦が踏ん張り無得点。7回には1死1・3塁から福田が犠飛を放ち、待望の得点を挙げるも、杉浦に代わった山崎福に後続を断たれこの1点のみ。その後も中大は得点を挙げられず、鍵谷自責点0で完投、國學院の倍以上の8安打を放つも、初回の失点があまりにも重く敗れました。