先発はヤクルトが館山、中日が岩田。相次ぐ怪我人に悩まされるヤクルトは3番ファーストで藤本、4番にミレッジを置くことに。あまりにも苦しいやりくりでしたが、しかしこれが大当たりでした。初回1死2塁の場面で藤本が四球を選ぶと、ミレッジが打った瞬間の20号3ランで先制!
そのまま5回を終わり、この時期恒例の300発の花火。他ではなかなか見る機会の無い「音とほぼ同時の花火」に目を見張り、さて試合再開…と思いきや、バケツをひっくり返したような雨の突然の襲来。もしあと数分5回の終了が遅れていたら花火がダメになっていたところでした。この日3度目の中断となりましたが、まもなく雨も通り過ぎ試合再開。
直後の6回表に和田のタイムリーで1点差に迫られますが、7回裏に再度チャンスが訪れます。この回登板のソーサを攻め2死1・2塁、ここで藤本がまたも四球を選ぶと、ミレッジが今度は左中間を破る走者一掃のタイムリー2ベース!その後は館山が打球を受けて降板するアクシデントに見舞われたものの、代わった山本哲が後続を断ち、最後はバーネットが締め。藤本のチャンスメイクにミレッジが全6打点を叩き出しての快勝でした。