神奈川より一足早い東京の開幕ということで、梅雨明けで茹だるような暑さの中神宮へ。東西合わせて270チームが一堂に会する眺めは実に壮観で、こればかりは神奈川も及ばないところ。かくなる上は町田を相模原市に併合して再び200校超えを目指してほしいですね(なお日大三もついてくる模様)。

さて東東京の開幕戦は大山vs千早の都立対決。大山は千早の先発冨安の立ち上がりを攻め、足も有効に使って2本のタイムリーで3点を先制、2回にも5点を追加。このままコールドペースかと思いきや、千早は直後の攻撃で大山守備陣の乱れに付け込み1死2・3塁のチャンスから、大橋・須賀野・佐藤・太田と怒涛の4連続タイムリーで5得点!
千早からすれば追い上げた直後のイニングをしっかり抑えたいところでしたが、しかし大山は仕返しとばかりの7連打に暴投も絡んで6点を奪い冨安をノックアウト。部員9名の千早はセンターの太田が救援のマウンド、冨安がレフト、レフトの須賀野がセンターに回って懸命の防戦も、太田がなかなかストライクが入らず、この回一挙10点。4・5回にも2点ずつ挙げ、実に22点の大量得点となりました。
大山先発の山田も3回以降は立ち直り、結局5回コールドで大山の勝利。千早も点差こそつけられてしまったものの、2回の連打は見事で、ブラバンもいい音を出していました。