前日歩き回った影響が脚に来ていましたが早起きして出発。東西線に乗り円山公園で下車、長い坂を登り円山球場に到着。松家がこの地で プロ初登板 を果たしてから5年、ついに念願の訪問が叶いました。
 

間もなく8時10分となり、開会式の始まり。代表旗返還の場面で、神奈川ならまず優勝旗、次いで準優勝旗・敢闘旗が返還されるところ、ここは支部予選のため支部代表の各校が一斉に並び返還を行うのが印象的でした。

開会式が終わった後は文教大明清vs札幌月寒の開幕戦。文教大明清は部員12人、昨年は初戦で北広島に0-24で敗れていることもあり、勝手ながら厳しい戦いを予想していました。実際、初回に宗山のタイムリーで先制を許すと、打線も3回までノーヒットに抑えこまれます。
しかし4回、打線が目を覚まします。月寒先発の小板橋を攻め無死満塁とすると、山田のセンター前タイムリーで同点。続く本田はスクイズ敢行も失敗して走者が挟まれるも、まさかの落球で生還。さらに仕切り直しの打席となった本田もレフト前に運ぶタイムリー!この回3点を挙げ逆転に成功します。明清先発の山田は自援護に気を良くし、守備も二遊間を中心に固く守って2回以降無失点ピッチング。快挙が見え始めてきた6回に安井のタイムリーで1点差に詰め寄られるものの、リードを保って終盤に突入します。
7回表の明清の攻撃は三者凡退に終わり、その裏の月寒の攻撃。先頭の小板橋がレフト前、伊藤のバスターが決まりセンター前、藤本のバントが内野安打となって無死満塁。続く堀井の当たりは無情にも左中間を深々と破り、走者一掃となって月寒が逆転。さらに内野ゴロの間に1点を挙げて突き放します。
追いすがる明清は8回2アウトから菅原山田本田の3連打で1点を返すも後が続かず、最終回はショートからマウンドに登った澤田の前に三者凡退で試合終了。明清からすればとても惜しい試合でしたが、見所に溢れたナイスゲームでした。

第2試合は山田や小笠原、さらには楽天寺田を輩出した札幌南vs昨夏以来3季ぶりの公式戦となる札幌白陵のカードでしたが、旅程上の都合のため3回を終わった時点で退出。その時点で札幌南が4点を先行しており、その後も得点を重ね7回コールドとなったようでした。