石川の旅 2日目

起きてまずは朝市を探索。えがら饅頭片手にお土産を物色した後、列車でシベリア…ではなくバスで穴水へ。その道中三井駅の前を通りましたが、完全にバスの待合所という風情で、嘗て線路が通っていた面影はありませんでした。
   

そして穴水駅に到着。郷土の英雄遠藤関の幟による歓迎を受けました。駅前の交流館内には展示コーナーもあり、現在行われている九州場所の取組速報が貼られているほどの力の入れようですが、成績不振のため日毎に悲壮感を増す見出しが涙を誘います。怪我を治しての捲土重来に期待したいですね。
    

そして穴水駅に戻り、のと里山里海号 に乗車。沿線のガイドを聞きながら、普通列車なら40分足らずのところを1時間以上かけてゆっくりと進みます。七尾湾の先に能登島を望む海沿いの景色から一転田園風景へと様子を変え、和倉温泉で下車。
    

ホームの向かい側に停まっている花嫁の連合、もとい花嫁のれん号を横目に駅前のレストランで昼ごはん。注文したカレーはタコイカ野菜と具が盛り沢山で、やる気の無さそうな店名とは対照的にやる気満々の味でした。
 

満足したところでバスに乗車。先ほど列車で通ってきた道を逆戻りし、田鶴浜住宅前で降りて少しばかり歩きベティに到着。外見からして営業している雰囲気が無く恐る恐る近づくも、中から音楽が聴こえてきて一安心。音ゲーだけでなく奥まったスペースにはQMAもあり、残念ながら猫にこそ会えなかったものの濃密なひと時を過ごしました。
  
帰りは田鶴浜から普通の車両に乗り七尾へ。海沿いの能登食祭市場に向かい、さて夕食は何にしようというところで、能登牛丼という文字列がふと目に入り、誘惑に抗いきれず注文。いしるを隠し味とした特製ソースが分厚くも柔らかな能登牛の風味を一層高めており、3,240円という値段に見合う贅沢な味でした。すっかり満ち足りた気分でホテルにチェックイン、夜景を眺めながら就寝。明日に続きます。