親の実家に向かう途中、千葉県大会決勝を観に天台に寄ってきました。27,000人とZOZOマリンにも引けを取らない収容人数を誇るものの、屋根は後方に極薄く存在するのみ。日射しを避けるために急な階段を最上段まで登ることになりましたが、そこから見える外野の景色はなかなか壮観なものでした。
 
決勝のカードは千葉敬愛vs専大松戸。ともに関東大会行きを決めていることもあり、敬愛は背番号10の石山、専松は背番号11の古川を先発に立ててきました。先手を取ったのは専松、3回に昆野本橋の連続タイムリーと浅尾のスクイズで3点を先制すると、続く4回には平岩の左中間を破る2点タイムリーで石山を降板に追い込みます。
5回まで無得点に抑えられていた敬愛はようやく6回、横井大関小儀の3連打で2点を返し、なお無死1塁も後が続かず。するとその裏、ここまで堅実な守備を見せていた敬愛の内野陣が乱れ、2つのエラーで1死1・3塁となると、平岩のスクイズが内野安打となりまず1点、さらに本橋今里浅尾の3連続タイムリーで4点。この回5点が入り、試合が決定付けられます。
ここまで2本のタイムリーを放っていた本橋は8回にもレフトに2ランを放ち、点差は10点に。古川も11安打を浴びながら要所を締めて2失点完投勝ち、専大松戸が2年ぶり4回目の優勝を果たしました。