中国・九州の旅 0〜1日目

三江線が今年度末で廃止されてしまうので、その前に乗るべく出かけてきました。ハマスタ日本シリーズが行われている最中に横浜駅からメイプルハーバーに乗車、手に汗握りながら途中経過を追い、足柄SAに到着した直後に辛くも逃げ切り!安心して眠りに就こうとしたものの、3列シートでリクライニング角度も充分には取れず、寝付けないまま福山に到着…。やはり夜行バスは個室2列に限ることを再認識しました。
  

福山からまずは福塩線吉永駅から1,660円で行ける横尾駅を過ぎ、府中で田中広輔が一面のニッカンを買って1両編成に乗り換え。ここから一挙に山間のローカル線の様相を呈し、塩町で芸備線と合流、そして三次に到着。
   

さあ三江線の車両に乗り換え…と思いきや、対面に停まっていた2両編成の車両は既に乗客で満杯の状態。18きっぷの時期でないからと甘く見てました…。むしろ今だからこの程度の混雑で済んでいるのだと気持ちを切り替え、開かないドア付近のスペースを確保。小田井駅 のような佇まいの宇都井駅から下界の様子を眺めたりしつつ、2時間かけて石見川本に到着。
  

石見川本の発車は1時間半後で、それまで列車も締め切られるため、一旦外に降りることに。すると法被を着た観光協会の方々の出迎えを受けました。駅周辺の地図を配布するなどの力の入れようでしたが、祝日ということもあり、店の多くは休業…。営業中の店も先に列車を降りた人たちで混んでおり、出発に間に合うか微妙だったため、移動販売の鯛焼きで済ませてしまいました。
 

そして列車に戻りさらに1時間、ようやく終点の江津に到着。列車の速度や沿線の様子からして、よく今までこの路線が残っていたなあというのが正直な実感でした。4年前の災害の時点で岩泉線のように未乗のままの廃線を覚悟していただけに、一時的な復旧とは言え今回こうして来られたことに改めて感謝したいですね。
 

江津からは別にアクアラインを通るわけでもないアクアライナー。山陰らしく浜田で30分弱停車している間にお土産を調達し、海沿いの景色に見とれているうちに益田に到着。
   

益田からは3両編成のスーパーおき。発車して間もなく日が暮れてしまい、スマホの電波も中々入らない状態が続いたため、睡魔に抗いきれずあっさり寝落ち…。危うく新山口まで連れて行かれるところでしたが、山口駅を出たところで目を覚まし、無事湯田温泉で下車。大鰐温泉のワニ のように大きなキツネの歓迎を受けました。まず宿に直行して温泉で生き返った後、サープラで山口行脚の足跡を残して今日の目的はすべて達成。明日に続きます。